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2月26日(月)

少しずつ日が長くなり、春の訪れが感じられるようになりました。
なかなか気温は上がりませんが、ベランダのパンジーたちは、大輪の花を咲かせて、春への期待をふくらませてくれます。

パンジー

パンジーに元気をもらって、今日も楽しくレッスン…と、書きたいところですが、風邪をひいてしまい、大変なレッスン日でした。
午前中、病院で診察を受けて、処方された薬を飲んだのですが、その薬の効果なのか眠くて眠くて…。

最後の生徒さんまで、身を引き締めてレッスンしました。眠らないように…(◎_◎;)

そして、今日のラストの生徒さんは、大学院生のNさん。
Nさんは5日の日記にも書きましたが、ご自分に厳しい生徒さんです。

Nさんは、バッハの小曲がどうしても上手く弾けず、ご自分を叱咤されていました。

「もーっ、頭悪すぎっ!」

博学で色々なことをよくご存じで、頭の中の膨大なデータから、必要なデータをコンピューターのようにすぐに引き出せるNさんが、ご自分のことを「頭悪すぎ」とは!?

…思わぬ言葉に、可笑しくて眠気がとんでしまいました。

明日は、回数調整の休校日。
しっかり休んで、風邪を治します。

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2月22日(木)

みぞれ混じりの雨が降り、寒い一日でした。

もうすぐ3月なのにこの寒さ…。
春が恋しい今日この頃です。

3月といえば、卒業の季節。
教室にも進学や、就職を控えた生徒さんが何人かいます。

保育士さんを目指していたIさんは、保育園での就職が決まりました。
そして、ピアノ教室も卒業しました。

教室には、保育士を目指している生徒さんは何人かいますが、4月から保育系の大学に進学するNさんは、2月末にある大学のピアノの講習に向けて猛練習をしています。
一生懸命練習しているので、課題曲はスラスラ弾けそうですが、Nさんがピアノを始めたのは昨年12月から。
実力が試される、大学の授業やテストも心配の種のようです。

一人が巣立ち、そして新しい生徒さんとの出会いが始まる…。
春は、そんな季節なんですね。

今日は大人の生徒さんが多いレッスン日です。
甲州街道沿いにあった旧教室の頃からの生徒さん、Iさんから面白い物を頂きました。
アニメ「けいおん!」のフィギュアです。
顔の表情が変えれるように、頭部のパーツが3個ついています。
どこに飾ろうかな…。

「けいおん!」フィギュア

子供の頃は、よくアニメを見ていましたが、いつの間にか卒業したアニメ。
Iさんと、懐かしいアニメの話に花が咲きました。

彼女は、アニメだけでなく、80年代の芸能人グッズにも興味があるそうで、中野のブロードウェイ(JR中野駅、駅前にある商店街)に掘り出し物を探しに行くそうです。
「明星」「平凡」といった、当時の芸能雑誌も、何倍かの高値で売っているそうです。

忙しさに流されて、振り返る時間が少なくなりました。

私も「中野ブロードウェイ」に行ってみようかな…。
あの頃の私に、会えるかな。

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2月17日(土)

今日は、お昼ごろからなんとなくソワソワ…あの方の試合はどうなったか…気になるレッスン日でした。

大怪我から復帰した羽生結弦選手の金メダルがかかる、ピョンチャンオリンピックの男子フィギュアスケート、フリースケーティングの試合がちょうどレッスン時間にかかっていたので…。

教室に来る生徒さんも、試合を見ていたけれどレッスン時間になったから教室に来た…と、ちょっと残念そうに言ってました。
そして、付き添いでいらしたお母様方も、試合を楽しみにされていました。
「今帰れば、試合の放送に間に合う!」と仰って、急ぎ足で教室をあとにされるお母様、そしてまさに試合中にいらしたお母様は、スマホに目が釘付け…。

レッスン中の私のスマホには、号外ニュースが次々と入りました。

「羽生負ける」…この文字が、レッスンの合間にチラ見したスマホの画面に出た時は「ありゃ~羽生君やっちゃった!」と愕然としてました。
…よく見たら、将棋の羽生(はぶ)さんが、藤井君に負けたという記事でした…

そして、羽生君の金メダルが決定したことを知った時…私は14時45分からの生徒さんのレッスンが始まる時でした…付き添いでいらした生徒さんのお祖母ちゃんと、喜びをともにしました。

素晴らしい演技をライブではみれなくて残念でしたが、羽生君の朗報で、久しぶりに清々しい気分になれました!!!

羽生君、ありがとうございました!

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2月14日(水)

今日はバレンタインデー。

私も、3人の生徒さんからチョコレートを頂きました。

お母さんや、お父さんと一緒に作った愛くるしいチョコレート。
食べるのがもったいないくらい、かわいいです。

生徒さんから頂いたバレンタインチョコ

小学校では、バレンタインチョコを持っていくのは禁止されているので、友達にチョコレートを渡すのが大変…と、色白の顔を紅潮させて言うNちゃん。
ピアノのレッスンのあと、男の子と女の子の友達に、手作りチョコを渡しに行くそうです。
二人の家が、正反対の場所にあるから大変…と、大げさにため息をついています。
かわいい猫のチョコレートは、みんな喜ぶのではないでしょうか。

トッピングがきれいなハートのチョコは、Mちゃんから。
お店で売ってそうな、きれいな出来栄えです。

そして、Sちゃんからのチョコチップクッキー。
お料理が得意なお父さんと一緒に作ったそうです。
味が楽しみです。

クッキーの出来栄えにも驚きましたが…もっと驚いたのはSちゃんがレッスンバッグにつけているキーホルダーです。
コガネムシの標本をプラスチック樹脂に閉じ込めた、今まで見たことも無いようなキーホルダー…
Sちゃん(もちろん女の子)は、大の虫好きで、クワガタ虫やカブト虫の幼虫を畑や公園に取りにいってるそうです。
そして飼育。
かわいがっていたクワガタ虫は、つい最近まで生きていたそうです。

さて、私にとってコガネムシは…。
毎年やってきて、植木鉢の中に卵を産み、幼虫が草花の根を食べて、徐々に花を枯らせる嫌なヤツ…。

私にとっては天敵ですが、Sちゃんにとっては羽がきれいな虫。
たしかにメタリックグリーンの羽は、玉虫に引けを取らないみごとな輝きです。

まじまじとキーホルダーに収まった、コガネムシを見てみました…。

うーん、やっぱりだめ。
Sちゃんには悪いけど、好きになれません。
っていうか、虫全般好きになれない~
( ̄▽ ̄)|||

コガネムシキーホルダー コガネムシキーホルダー裏面

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2月8日(木)

バレンタインデーが近づいてきました。
デパートは、チョコレート売り場が増設され、女性客で賑わっています。

そんな中、私は駅のコンビニで、モーツァルトチョコを購入しました。
オーストリアの定番お土産の「モーツァルトクーゲル」に似た、マジパン入りのチョコレートです。
昨年もこのチョコレートを買って、教室の子供にあげましたが、マジパンの独特の香りが口に合わなかったようでした。

私は、その香りが好きなんですけどね…。
そして、その香りは、遠く離れた第二の故郷(と勝手に思っている)オーストリア、ウィーンを思い出させます。

チロルのモーツァルトのチョコレート

さて、教室でも、男子生徒にチョコレートを渡しています。
キャラクターのイラストが付いたかわいらしいチョコレートを、子供たちは「やったー!」と素直に喜んでいます。

今日最年長の男子生徒は、Fさんでした。
お仕事帰りに、教室にいらしてます。

今日は、お仕事が延びて、レッスン時間にギリギリ間に合ったようでした。

そんなFさんがバッグから楽譜を出しながら、「先生、マイコードって知ってますか?」と仰いました。
聞き覚えがない言葉に困惑していると、Fさんが遺伝子検査のことだと説明してくださいました。

以前、テレビのニュースかなにかで、将来かかりやすい病気などが、唾液による遺伝子検査でわかるということを、聞いたことがありました。
それが「マイコード」という名前の検査だとは知りませんでした。

Fさんは、少し前にその検査を申し込んで、結果が今日届いたそうです。
検査結果によると、長生きする遺伝子要素があったそうで、Fさんは大喜びしてました。
その反面、糖尿病のリスクが高く、ちょっと心配そうにしていらっしゃいました。

そんなFさんに、私は「でも、糖尿病は食生活で防げるから、食べ物に気を付ければ大丈夫ですよ。」と言いました。

そして、忘れないうちに用意してあったチョコレートを差し上げました。
「糖尿病の話をしながら、チョコレートをお渡しするのも変ですけど…。」

Fさんはチョコレートを眺めながら「チョコレート、好きなんですよね…」と、呟いていました。

少しずつ食べれば大丈夫!…かな。

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2月5日(月)

「だーからっ!なんで!!」
「ちがうでしょっ!」
「もうっ!」
「なんで、そこで弾くんだよ…!!!!」

教室に響くこの声。
私がレッスンをしていて、生徒さんを怒っているにではなく、それはNさんの自問自答ならぬ、自問自怒の声です。

Nさんは怒っているのですが、私にはNさんの怒りようがおかしくて仕方がありませんでした。
物静かなNさんがここまで、自分を怒るなんて…。
…そして、ピアノが弾けなくて怒っていた、自分の子供の頃を思い出してしまいました。

今日最後の生徒さんは大学院生のNさんでした。
最近のNさんは、学校の提出物の期限が迫っていて、ピアノの練習どころか、自炊する時間もないような、全てにおいてギリギリな日々でした。
その提出物も無事に完成し、やっとピアノの練習ができるようになりました。

昨日は4時間、今日はレッスン前に2時間、バッハのメヌエットを暗譜するまで練習したそうです。

ところが…!
なぜか思うように、指が動かず…。

そういえば、先々週も、こんな生徒さんがいました。
小学校1年生のAちゃん。
Aちゃんは、器用ではないけれど、出来るまで泣きながら練習するような頑張り屋さんです。

家で沢山練習してきたのに、その日は、なぜか楽譜が読めない、弾けない、動かない…。
レッスンが終わると、堪えていた涙が溢れだし、お母さんの胸に顔をうずめるAちゃん。
ちゃんと練習してきただけに、悔しさと腹立たしさは倍増します。

沢山練習しても、練習してから時間が経ったり、緊張したりすると、弾けなくなることもあるんですよね。

でも、私にはわかります。
練習したのに弾けないのと、練習してなくて弾けないのは。
だから、また頑張って練習してくださいね。Nさん!
次回のレッスンを楽しみにしてますよ!

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