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10月30日(火)

今日は、五回目の火曜日なので、本来はレッスンがお休みでしたが、先週風邪でお休みしたので、補講をしました。

「先生、もう大丈夫ですか?」
「先生は、お休みしないので、相当ひどい風邪なんだと思いました。」

生徒さんから色々とお声を掛けて頂きました。
皆さんに心配をお掛けしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。
時々せき込みますが、徐々に良くなっています。
もうしばらくお待ちください。

先週たまたま火曜日に振替レッスンを希望していたRさんの補講レッスンも今日しました。、

Rさんはお嬢さんが別の日にピアノを習っています。
ピアノを始めたのは先月から…。
趣味は作曲で、メロディーが頭に浮かぶものの、楽譜に書けないので音楽の基礎を学ぶためにピアノを始めました。

楽典とピアノの勉強をしています。
楽典は難しいのですが、一番の問題は言葉です。

Rさんは中国出身で、日本語の勉強もされていますが、やはり音楽の専門知識となると説明の難しい部分がでてきます…と思っていたら、意外や意外!
Rさんが口にしたのは「漢字が難しい」でした。
楽典の本の最初の方に、楽譜の各部分…「縦線(じゅうせん)」「小節」「終止線」など名称が書いてありました。
練習問題でそれらの名前を記入するところで、「縦」という字を書く時に、Rさんは難色を示しました。
印刷の小さな字をよーく見て丁寧に書いています。
そして一言「漢字が難しいです」
えーっ!漢字を教えて下さった中国の、しかも漢文そのまま話している方から「漢字」が難しいって!?
「Rさん、中国で縦の漢字、どう書くのですか?」

Rさんはパパパッとその字を書きました。
部首の「いとへん」は下の「小」が「ノ」みたいになって、その横に「人」を二つ並べる…
スカスカで、寒々しささえ感じる「縦」の字。

いやまてよ、私達日本人はもっと漢字をスカスカにしたでしょう。
カタカナ。
デコラティブなものは見栄えは良くても、使い勝手がわるいのかな…。

そんなことを考えているうちにRさんは楽典の問題を解き終わりました。

作曲がしたい…ということで、聴音したメロディーをモチーフに二部形式の曲を作って頂く宿題も聞かせて頂きました。
短いけれど素敵なメロディーが書かれていました。

そしてピアノ。
お嬢さん仕込みのピアノは、よく練習してあり、宿題では無いところまで練習してありました。
お母さんによると、お嬢さんはとても厳しいピアノの先生らしいです。
…そこのところは、私がお嬢さんに仕込んだわけではありませんよ!…
練習曲以外に「オーラリー」の連弾をしました。
とてもきれいな伴奏が付いていて、初めて聞く伴奏付の「オーラリー」を聞いたRさんは、「素晴らしい。いいですね。素晴らしいは日本語で何ていいますか?」と質問しました。
「日本語は素晴らしいは、聞く時も、見る時もいつでも使えますよ。中国語では?」
「美味しい時にはハオ ツー、音楽の時はハオ ティン。見る時は…。」
…カタカナで中国語の発音は正確には書けませんが、だいたいそんな音でしょうか。

ピアノを通しての異文化交流が、楽しみなRさんとのレッスンです。

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10月27日(土)

風邪をひいてすでに10日以上がたちました。
今年の風邪は本当にしつこくて、まだ復調しません。
声は徐々に出るようになりましたが、今度は咳が自分でも煩いくらい連発して出ています。
腹筋がその度にひきしまるので、全快した折には、シックスパックまではいかなくてもフォーパックぐらいは出来るのではないかと、なかばヤケクソな期待まで膨らみます。

今日のレッスンも、口内の乾燥と飛沫感染防止のためマスク着用で行いました。
ピアノの上のスポットライトのお蔭で、毎年12月も冷房を付けずにいられないほど暖かい(暑い)常夏の教室。
マスクをしているとかなり暑いのです。

…早く元気になりたい!その一言です。

さて今日は、ハロウィンが近いので、町のあちこちで仮装している子供さんを見かけました。
私も生徒さんからハロウィンのクッキーを頂きました。
かわいいカボチャのクッキーです。
朝、Aちゃんがお母さんと一緒に作ったそうです。
Aちゃんは「多分明日までは腐らないで食べられると思うよ…」と言いました。
「えっ?クッキーなのに明日までしかもたないの?ちゃんと手洗ってから、作ったり包んだりしたんでしょ?」
「うん」
「じゃあ、もっともつよ。焼き菓子だもの。先生はすぐに食べると思うけど。」
そんな会話をしました。

生徒さんからもらったカボチャクッキー

一人の欠席者も無くレッスンが無事に終わりました。

咳のせいで、疲れてしまったので、駅前のカフェで休んでから帰ることにしました。
カフェの前に着くと、一台の自転車が追い越していきました。
生徒のSさんです。

Sさんが自転車を降りたので、後から声をかけました。
前回のレッスンを風邪でお休みしたので、ご挨拶でもしようかと…。

「Sさん、Sさん!」
一生懸命呼びかけるのですが、私のマスク越しのかすれ声はSさんの耳に届きません。

仕方なくSさんのリュックサックをポンポンと叩きました。
すると、Sさんは…
「わ゙ぁーっ!!!!!驚いたー!!刺されるかと思ったー!!!」
と大声で叫びました。

その声に私も驚いてしまいましたが、悲鳴もでません。
声が出ないのですから。

Sさんは教室で一番古い男性の生徒さんです。
いつも静かにピアノを弾いているイメージですので、驚いているSさんに驚いてしましました。

「Sさん、人聞きが悪いですね。刺されるかと思ったなんて…。人に刺されるほど悪いことしてるんですか!?」
と、いつもならブラックユーモアで返すところですが、今日はもうそんな元気もありませんでした。

来週こそ元気になるかな…。

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10月24日(水)

一週間前からひいている風邪が、さらに悪化して、ついに昨日はレッスンをお休みしてしまいました。
月曜日のレッスンもかなり辛く、火曜日は万事休す…といった状態でした。

一日休養したら、なんとかレッスンは出来そうな感じにはなりましたが、声が出なくなっていました。
というわけで、今日のレッスンは歌うことも無く、小声で行われました。

そんな中、嬉しいプレゼントを頂きました。
お家の畑で採れたゆずを、Mちゃんのお母さんから頂きました。
お母さんは「ゆず湯」にでも…と、仰いました。
ゆず湯は気持ちよさそうですが、ゆずを絞って蜂蜜を入れたホットドリンクにして飲んでみたくなりました。

そして先週出張でイタリアに行ってたFさんから、イタリアのお土産を沢山頂きました。
美味しそうなチョコレート、日本未発売の紅茶、ハーブキャンディー。
ハーブキャンディーは、私の風邪をご存じだったかのようなお土産です。
他に、オリーブオイルのお土産もあったそうですが、経由地の北京の空港で没収されたそうです。
スーツケースがすでにパンパンだったので、手荷物でオリーブオイルを機内に持ち込んだそうです。
北京の荷物検査は厳しく、荷物を全部出すように言われたそうです。
液体の機内持ち込みは制限されているため、その場でオリーブオイルは没収されてしまいました。
それほど厳しい検査は他の国では無かった…と、Fさんはこぼす一方、ボディーチェックも厳しく女性係官に事細かにチェックされたようで、不満をもらしていらっしゃいました。

何はともあれ、私には嬉しいお土産ばかりです。

そしてレッスンが終わる頃、Tさんからメールが着ました。
「ポストにマスクを入れておきました。長時間着けていても耳が痛くならないマスクです。お大事にしてください。」
Tさんは親子でピアノを習っていて、教室に来る頻度が高いため、私の病状の悪化を目の当たりにしていました。
本当に風邪ですか?大丈夫ですか?…そんなことを毎回仰っていました。

病院の先生がやっと抗生剤を出してくれたので、なんとか風邪も退散しつつあるようです。
皆さんにご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。
徐々に良くなると思いますので、少々お待ちください。

生徒さんから頂いたゆず

生徒さんから頂いたイタリアのお土産

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10月17日(水)

風邪をひきました。
鼻づまり、頭が重い、やがて鼻水が滝のように出て…。

今日はかかりつけの病院で診察を受けてから教室に来ました。

生徒さんも風邪や腹痛の生徒さんが何人かいました。

なかでも、大人の生徒さんは年末はどの方も忙しいようで、お疲れの方が多いようです。
ほとんどの生徒さんが、仕事の愚痴をこぼしてからピアノを弾いています…。

今日は大人の生徒さんが一人欠席しました。

Fさんはお嬢さんの結婚式でピアノの演奏がしたくてピアノを始めました。
お仕事の関係で、お休みすることが多いのですが、地道にピアノを頑張っていらっしゃいます。
今日も出張で、イタリアにお出かけになっています。

そんなFさんに振替レッスンの件でメールを送りました。
「ボンジョルノ!イタリアでおしゃれなランチでもされている頃でしょうか…」
イタリアは正午すぎの時間です。
ビジネスランチでもしているかな…と、思っていたら、すぐに返信がきました。

「今、バーリからローマに向かう途中です。爽やかな空気の中で新鮮な魚介類を満喫しています。」
送信時間は午後0時43分となっています。

羨ましい!私も行きたい!ヨーロッパ。
Fさんのメールから目を離し、窓の外を見ると、雲の多い夜空が広がります。
そして人影の少なさが、更にその風景を寂しくしています。
時折小雨が降ったりして…。

ローマ、爽やかな風、新鮮な魚介類…なんて素敵な言葉でしょう…。

来週、Fさんからイタリアのお話を沢山伺いましょう!

月曜日にいらしたTさんが、今日はお子さんのレッスンの付き添いで教室にいらっしゃいました。
レッスンが終わると「はい、先生」といって、小さな袋をバッグから出しました。
それは体が温まりそうな入浴剤でした。
月曜日は、今日より体調が悪かったので、私を気遣ってのプレゼントでした。
ご自分もお仕事が忙しくて、体調が悪いのに…。
Tさんの優しさが身にしみます。

そして最後の生徒さんがいらっしゃいました。
学生さんの彼もまたお疲れの様子でした。
ただ演奏の方は力強い…。

ブルグミュラーに「せきれい」という曲があります。
せきれいは小鳥ですので、その可愛らしい動作を表現したかのような軽やかな曲です。
彼は論文の執筆中で、練習する時間もあまりない様子です。
というわけで「せきれい」も、ゆっくり、はっきり、大きな音で、しっかり、逞しく、…となり、それはもう「せきれい」ではなく「始祖鳥」のような出来栄えになっておりました。
来週はせめて「ハト」サイズくらいになっていればと…。

早く風邪が治るといいです。
皆さんもお体に気を付けてくださいね。

生徒さんから頂いた生姜入り入浴剤

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10月13日(土)

肌寒い朝です。
今日は午前中の生徒たちが、登校日のためお休みです。
運動会が行われるようです。
曇天模様の空から、雨が降り出さないよう祈るばかりです。

さて、10月の日記の更新が大幅に遅れました。
実は、パソコンが不具合を起こしてしまいました。

修理をメーカーに頼もうか、パソコン教室の先生にお願いしようか…迷った挙句、先生に自宅まで来て頂いてパソコンの修理をして頂きました。
先生は色々とパソコンを検査して、どうやら前回のWindowsのアップデートがひっかかって不具合が起きていること突き止めました。
検査の途中、再起動をかけると…パソコンがおへそを曲げて、起動するのに1時間以上かかってしましました。
修理に来て頂いたのはパソコン教室が終わってからですので、すでに時刻は19時を回っていました。
ディスプレイでは例の再起動の画面上で、点々がクルクルしているだけ。
強制終了も考えましたが、今のパソコンの状態では強制終了もあまり良い選択肢ではないようです。

途方に暮れてディスプレイを眺める先生…。

「先生、お腹すきませんか?よかったらご飯食べませんか?」
「はい、食べます。」

…簡潔なお返事。
さすがパソコンの先生。
白か黒か、YESかNOか…迷いなんかありません。
パソコンのように理路整然とされています。
…ただお腹が空いていただけなのかもしれませんが…

母のお手製のシチューを食べて頂き、再び作業を続けました。
あと少し待って再起動が終わらなければ、強制終了しましょう。
先生が最後の決断をされました。

パソコンがその言葉を理解したとは思えませんが、そのお言葉からほどなく再起動されてスタート画面が現れました。
いずれにせよ、これ以上時間をかけて作業するのは無理なので、パソコン本体を先生におあずけして直して頂くことになりました。

重い本体をつつじヶ丘の教室まで持ち帰った先生。
本当に、申し訳ありませんでした。
うちから教室まで電車を乗り継いで、約1時間…。
しかも帰宅ラッシュの時間帯…。

パソコン教室に五日ほど入院して、昨日やっとパソコンが帰ってきました。

これで、やっと日記の更新ができます。
ああ良かった…。

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