調布市つつじヶ丘のピアノ教室
プリ~マ・トーン音楽教室
11月24日(土)
よく晴れた気持ちが良い日でした。
午前中、振替レッスンで大人の生徒さんが2人いらっしゃいました。
お二人ともいつも夜いらしているので、朝日の中でのレッスンは新鮮な感じがしました。
Aさんは朝からのレッスンが心地よかったようで、あとからメールをくださいました。
そしてそのメールには、今日映画を見に行くことも書かれていました。
前回のレッスンで、Aさんはご友人のお話をされました。
入院中の友人のお見舞いに行くと、その友人が、外泊許可が出たので、ロックバンド、クイーンの映画を見に行きたい、と言ったそうです。
あまり状態がよくない友人を気遣って、外泊許可が出たからって無理をしない方が良いのではないか…DVDが出たら、それを見ればいいし…とAさんは言ったそうです。
「そうかな…」
友人はそう言って、外泊中は家で過ごしたそうです。
そして病院に戻って来てほどなく、回復することなくお亡くなりになったそうです。
Aさんは、こんなことになるなら、友人に映画を見せてあげれば良かった…と、後悔していました。
そして友人の代わりに、その映画を見に行こうかと思うと仰いました。
そんな事を思うなら、映画を見に行った方がいいですよ…私はAさんの気持ちを後押ししました。
その後Aさんは映画館に足を運びましたが満員で入れず、今日は二度目の挑戦です。
夜Aさんからメールが着ました。
「映画、見れました。ボヘミアンラプソディー良かったです。ロックコンサートに行ったみたいでした。」
Aさんと一緒に、ご友人もきっと映画を見ていた…そんな気がしました。
topへ
11月17日(土)
「おはようございます」
そう言って、ドアを開けたのはSちゃん。
Sちやんの後ろには、マスク姿のお母さんが立っていました。。
「お母さん、風邪の具合はどうですか?」
「大丈夫です」
声が嗄れて、話すのが辛そうです。
まるで少し前の私のようです。
Sちゃんのお父さんも教室で、ピアノを習っていて、お父さんからお母さんの具合が良くないと伺っていたので、心配していました。
お母さんは、受験勉強で練習があまりできないSちゃんのピアノも気になるようですが、お父さんのレッスンも心配なようでした。
お父さんは中国出身で、ピアノのレッスンの時に、自分が話すことが、私に正しく伝わっているか、気にしていた…と、仰いました。
レッスンの時に何も問題がないし、お父さんの日本語もよくわかるとお話したら、お母さんは安心していました。
昨日のお父さんのレッスンでは、雑談で中国語の事をお話してくださいました。
中国語は発音は難しいけれど、文法は日本語より簡単だそうで、日本語の動詞の変化は信じられないくらい難しい…と、仰ってました。
「書く、書いた。読む、読んだ。行く、行った」
私たちが普通に使っている動詞も、幹語のあとは撥音(ん)や促音(っ)が入って複雑に変化します。
昔、昔になりますが、外国人に日本語を教えたくて日本語学校(日本語教師養成学校)に通ったことがあります。
あらためて日本語と向き合うと、とても複雑で、驚いた思い出があります。
Sちゃんのお父さんが面白い話を聞かせてくれました。
中国語と日本語は、同じ言葉でも全く違った意味になるそうで、中国語で「手紙」はトイレットペーパーのことで、手紙は「信」と書くそうです。
返信、送信…そういえば私たちも使ってますね。
メールを送る時に。
「大丈夫」…問題ない時に使う言葉も、中国語で「丈夫」は夫の意味で、「大丈夫」となると立派な男性という意味になるそうです。
Sちゃんがレッスン終了後にこっそり手紙をくれました。
中を開けるとチャーハンのレシピが書いてありました。
以前、お父さんが作るチャーハンが美味しいとSちゃんが言ったので、作り方を教えてとお願いしたことがありました。
そのレシピを楽しく書いてきてくれました。
私の大好きな玉子チャーハンです。
有難うございます。Sちゃん!
topへ
11月13日(火)
季節外れの暖かさで、いつまでも冬用のコートの出番がありませんでしたが、今日は少し空気が冷たく感じました。
いよいよ冬将軍が目覚めたのでしょうか。
6月からピアノを始めた年少組さんのMちゃんはお母さんと一緒に、保育園のあとに教室に来ます。
Mちゃんは暖かそうなダウンのコートを着ています。
レッスンが終わったあと、小國玉神社の酉の市を見にいくので、暖かいコートを着てきたそうです。
お母さんはお仕事の帰りで、お疲れのようですが、Mちゃんはいたって元気。
きっとピアノが終わったあとのお祭りが楽しみなんでしょうね。
年末は忙しいのですが、楽しい行事が沢山あります。
今日は教室のクリスマス会の準備で、仙川まで買い物に行きました。
クリスマス会ではキャンでディーのつかみ取りをします。
そのキャンディーを買いにお菓子屋さんに入ると、気になるお菓子がありました。
ガムが三つ入っていて、そのうち一つが超すっぱいという、いわばロシアンルーレットのようなお菓子です。
つかみ取りするにはパッケージが大きすぎるので、これはダメだな…と、思いましたが、これを生徒さんとやってみたいなという気持ちがフツフツとわいてきました。
今日のラストの生徒さんは二人は、甲州街道沿いに教室があった頃からピアノを習っている生徒さんです。
一人は高校3年生のKちゃん。もう一人はSさん、男性の生徒さんです。
KちゃんとSさんに運試しのお付き合いをしてもらうことにしました。
まず先にレッスンが終わったKちゃんが端の1つを手に取り、口の中にガムを入れました。
小さな頃からあまり表情を表に出さないKちゃん。
上を見ながらガムを噛んでいます。
Kちゃんの顔を見てもわからない。
すっぱいの?そうでないの?
「まあ、子供が食べるお菓子だから。うふふ…。ガム美味しい!」
謎の言葉を残し教室を去りました。
Sさんは、レッスン前にガムを食べるわけにはいかないので、運試しは後回しでレッスンを始めました。
話は変わりますが、Sさんから変わったものを見せて頂きました。
Sさんは先週、「真言密教の世界展」という展覧会に行ったそうです。
その時についつい「くだらない」物を購入してしまったそうで、Sさんが反省するそのくだらない物を持ってきてくれました。
それはポインターのような物でした。
スイッチを入れると光が出て壁に不動明王が写るそうです。
実際に壁に向けて光を当ててもらうと、くっきり不動明王が映し出されました。
…私もそのポインターが欲しくなりました。
別に不動明王が好きなわけではありませんが。
なんかカッコいい。
Sさんは、それをポインターとして使いたかったそうですが、懐中電灯のように光が広がり、不動明王が拡大されてしまう為、ただの「くだらない」物になってしまったようです。
さて、ガムですが、レッスン終了後Sさんと勝負(?)をしました。
Sさんがガムを見つめて「あっわかりました。どっちが酸っぱいか。でも先生が先に取ってください。」と言いました。
なら真ん中を取ろうじゃない!!
私は、真ん中のガムを口に入れました。
続けてSさんが端のガムを口に入れました。
「すっぱーい!!」
さあ、どちらが悲鳴をあげたでしょう!?
ほっぺがきゅっとなるほど酸っぱい味がしました。
すっぱさに顔を歪める私を見て、余裕の笑顔のSさん。
思えば今年は酸っぱいことが沢山ありました。
USBメモリが壊れてデータが無くなり、パソコンが壊れて散財し、一か月近く風邪が治らず…
ため息。
昨日生徒さんから
柚子を頂きました この酸っぱさはいいいですね
topへ
11月10日(土)
今週は、風邪をひいている生徒さんが沢山いました。。
そして遅刻する生徒さんも沢山いました。
体調が悪い、レッスン日を忘れていた!鍵を家に置いたまま学校に行ってしまい、家に入れないからレッスンも休みます…。仕事が終わりません…。
理由は様々ですが、お休みと遅刻する生徒さんが大勢いました。
今日は午前中の生徒さんは登校日のためお休みでした。 調布市の学校は、月1回土曜日が登校日になっています。
当初は第二土曜日が登校日ということになっていましたが、学校の都合で登校日がまちまちです。
その為、3日の祭日に、午前中の生徒さんのみ、今日のぶんの振替レッスンをしました。
教室の掃除と、午後の生徒さんの振替えレッスンのため、早めに教室に来ました。
生徒さんを待っていると、午前中組のSさん親子がいつもの時間に、教室にいらっしゃいました。
Sさんの息子さんY君が通う学校は、今日は登校日ではなく、私の説明が悪かったのか、教室にいらしてしまいました。
申しわけない…の一言です。
二度とこのようなことが無いように、気を付けたいと思います。
午後のレッスンが終わったあと、久しぶりに美容室に行きました。
引退して、今は静かに自宅でお仕事をしているT先生。
「まー伸びたわね」
私の顔を見るとそう言いました。
カットが終わると大量の髪の毛が床に落ちていました。
いつもの4倍くらいあるかしら…先生が掃除しながらいいました。
来週は、頭スッキリ、元気にレッスンが出来そうです!
生徒さんから 立派な柿を頂きました!
topへ
11月5日(月)
今年も残り少なくなってきました。
毎年この時期になると、小学生のためのクリスマス会で、頭の中が一杯になります。
クリスマス会といっても、ピアノのコンサートでもあるので、演奏曲を決めたり、ゲストでクリスマス会に来て下さる先生方と打ち合わせをしたり…なんとなく落ち着かない日々となります。
クリスマス会は、本当に色々な方々のご協力でなりたっています。
子供たちが座る椅子は、教室の上の階で声楽教室をしている先生からお借りし、写真とビデオの撮影は楽器店の営業マンが休日返上でいらしてくれます。
そして歌や楽器を披露してくださる諸先生方も、年末のお忙しい中、出演して下さいます。
今年は、「日本、アジア」をひとつのテーマにクリスマス会を行います。
まだ詳しいお話はできませんが、着々と準備を進めています。
さて、今日のレッスンですが、時々咳込んでしまい、歌がうたえませんでした。
医師によると、もう風邪の菌は死滅しているそうですが、喉の炎症が残っているようです。
ラから上の音が出ないので、生徒さんとお母様方に頑張って歌っていただきました。
生徒さんたちも風邪ひきが増えてきたようです。
Mちゃんは少し顔色が悪く、お母さんの横で残念そうな表情で立っています。
お母さんが「頭痛い?ピアノ弾けそうに無い?」と聞くと、首を縦に振りました。
家を出るまでは、なんとかレッスンできそうだったのですが、やはり我慢できなくなったようです。
一緒に来た妹さんはお母さんの胸で火がついたように泣いています。
妹さんは3才。
「Eちゃんも体調が悪いのですか?」
激しく泣くEちゃんが心配になり、お母さんに質問しました。
「ああ、こっちは、体調が悪いのでなく、出がけにうんちがしたいと言ってトイレにいったのに、うんちが出なくて。それでずっと泣いているんです…」
お母さんの横に立っている姉のMちゃんが少し笑いました。
その後にきたRちゃんもマスク姿。
冬は感染症のパラダイス…体調管理には気をつけましょう。
今日は9時半までレッスンでした。
最後は大学生の女の子。
医療系の勉強をしています。
明日はテストだそうで、お疲れはピークのようで、まさに青菜に塩…。
ピアノで気分転換ができれば良いのですが。
年末は、皆さん忙しいですね。
元気に駆け抜けたいですね!
topへ
|