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10月29日(火)

詩吟のコンサートが行われました。
私はピアノの伴奏で参加しました。

6人の方が詩吟、朗読を2名で構成された舞台でした。

そして舞台監督に服部国博さん、音響に赤塩住男さんが参加してくださいました。
1部は詩吟だけの舞台でしたので、舞台の中央に大きな松の幕がありましたが、2部は朗読とピアノ伴奏の詩吟なので、松の幕は外されて、様々な照明で舞台を盛り上げて下さいました。
服部さんは国技館で行われる5000人の第九コンサートから「ももいろクローバーZ」のコンサートまで色々な舞台に携われています。
今日の舞台も素晴らしくて感激しました。
舞台にはかがり火が設置され(火は電球ですが)、夜のイメージなのか客席は墨を流したかのような暗闇。
舞台後方には照明で作り出された満月が浮かび…神秘的な雰囲気が作りだされました。
そんな中で演奏した「静夜思」。
李白が旅先で月を眺めて、故郷を思い涙した…。
曲の雰囲気に没頭できて緊張もほぐれました。
そして2曲目「江雪」。
作者柳宗元は政争で負け、へき地へと左遷され不遇のまま早逝します。
その悲観にくれた心情が、へき地の厳しい自然への表現とつながり美しいことばとなっています。
舞台上では細雪が写しだされました。
ピアノの伴奏も、切り立った山々、止まることのない雪を表現しました。
私が思っていたような風景の中でピアノを弾く…。
なんて凄い経験なんでしょう。
こんな素敵な舞台で演奏できるなんて…。
そして3曲め「山のあなた」
だれでも知っているカール ブッセの詩です。
幸せを探しに奥深い山まで探しにいったけれど見つけることができず、涙して帰ってきた…

幸せは、探してもどこにもない。
幸せは、遠くにはなくて身近にある。
強欲な人間は幸せへの欲も尽きず、どこにも幸せは見つからない。

色々な解釈が出来ますが、私は不幸な災害が多発する昨今、明るい未来を信じて、あえてピアノ伴奏の最後は明るく終わらせました。
舞台上は萌えるような緑色の照明に変わりました。
これも私のイメージに合いました。

そして朗読。
朗読のピアノ伴奏も担当しました。
太宰治の「黄金風景」にはショスタコビッチの小品、三浦哲郎の「とんかつ」では暖かい雰囲気の湯山昭さんの子供のための小品を演奏しました。

お二人の滑らかな声が、小説のなかに意識を集中させます。

今日音響を担当してくださったのは赤塩さんが持ってきてくださったご自身のマイクは、すばらしく響きがよくて、気持ちよく演奏できました。
ホールのピアノのコンディションがあまりよくなくて、ちょっと困っていました。
調律の霜野さん、音響の赤塩さん、有難うございました。
私は、舞台の上で気持ちよく演奏できました!

そしてこのような舞台に誘っていただきまして有難うございました。
詩吟の荒木岳優先生、朗読の大塚朝子さん、山田由美子さん、そして今日悪天候のなか聞きに来てくださった写真家の望月瞳さん、教室の生徒さん、友人の皆さん…有難うございました。
皆さんに感謝しています。

舞台写真

お花ありがとうございました!

お花を頂きました

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10月22日(火)

先日、YouTubeに動画を投稿しました。

29日のコンサートで演奏する「静夜思」と「江雪」です。
先日「江雪」をご紹介しました。
「静夜思」もやっと検索できました。
こちらも良ければご視聴ください。

こちらをポチッ!→「静夜思」「江雪」

「静夜思」も「江雪」も、私のオリジナル伴奏です。

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10月19日(土)

「台風は、大丈夫でしたか?」

今週のレッスンは、先週関東地方を直撃した台風の影響を心配する声で始まりました。
調布市は氾濫した多摩川が流れているため、避難を呼びかける警報音がスマホからけたたましく鳴っていた…と生徒さんが教えてくれました。
また海外旅行していた生徒さんは、飛行機が欠航して3日間も延泊することになってしまったそうです。

幸い、つつじヶ丘は大きな被害はありませんでしたが、今回の台風は、多数の犠牲者を出し、甚大な被害をあちこちに与えました。
テレビでは、連日各地の心が痛む映像が映し出されています。
早く日常の生活が戻るよう、心からお祈りいたします。

土曜日のレッスンは2週間ぶりです。
先週は、運動会や学校登校日が集中していたので、レッスンはお休みでした。
結果的に、台風に合わせたタイムリーなお休みになりましたが。
今日は一人の欠席もなく、皆さんの元気な顔を見ることができました。
子供たちは運動会の話や、学芸会のオーディションの話を楽しそうにしていました。

レッスンが終わったあと、パソコン教室に行きました。
教室ではホームページの作成を習っていますが…もう何年習っているのかな…
継続は力なりで、今ではホームページ作成ソフトを使わずにプログラミングすることが出来るようになりました。
とはいえ、日進月歩、奥の深い世界ですので、まだまだ独り立ちなんて出来ません。

さて、今日はホームページ作成の授業ではなく、YouTubeににアップする動画の編集の授業を受けました。
撮影した3曲のうち2曲は、今日投稿することが出来ました。
「江雪」と「静夜思」の2曲です。
「江雪」は動画の確認ができましたが「静夜思」はまだ捜索中です。

1曲だけですが、良かったら聞いてみてください。
こちらをポチッです。→ 「江雪」

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10月10日(木)

3連休は台風の直撃で、東京は大荒れの天気になりそうです。

12日の土曜日は、運動会や、遠足(前回の台風で順延になっていた)など学校行事が多く、生徒さんも台風の進路や影響が気になるようです。

「運動会の中止がきまった。次の日以降に延期になりました…」と残念そうなS君。
延期ならいいじゃない…私がそう言うと、S君が延期されると、友達と約束したボーリングに行けなくなる…そうつぶやきました。

「遠足がまた中止かも。これで3回目!今回の中止で、遠足自体が無くなるんだよ…。」
Hちゃんがあきれ顔で言います。
高尾山への遠足が、悪天候で2回も中止になり、また台風で中止になりそう…。

台風自体に怖さを感じている生徒さんもいました。

いつもニコニコしているY君が真顔で言います。
「台風は気圧が低いほど勢力が強いのね。この間の台風は気圧が950ヘクトパスカルくらいだったのが、今回は915ヘクトパスカルなんだよ!」
915ヘクトパスカル…。
そう言われてもピンとはこないけれど、比較級でいわれると、どれだけ台風が強いのか不安になってきます。

台風が通過する予定の12日は、学校行事が集中しているので、レッスンはお休みにしました。
偶然とはいえ、タイムリーな休講でした。

台風で大きな災害が起きないよう、祈ることしかできません。
台風以上に強い神風でも吹いて、台風が逸れないかなあ。

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10月1日(火)

早いもので、今年もあと二か月で終わりです。

振り返ってみれば、健康に恵まれないことが多く、レッスンをお休みして生徒さんにご迷惑をかけてしまったことも多々ありました。
年末に向けて健康に気を付けて頑張りたいと思います。

今月は、ピアノ伴奏の詩吟のコンサートがあります。
というわけで、詩吟の先生に教室に来て頂いて、伴奏合わせと、宣伝用のためにYouTubeにあげる動画の撮影をしました。
ランチをしながら、色々と打ち合わせをしていたら、あっと言う間に時が過ぎてしまいました。

そしていざ動画撮影を始めると、もう少しここはこう弾いたら、歌ったら…と、試行錯誤の連続でした。
撮影は私のスマホで行いました。

何回も撮影しているうちに、一回一回動画のチェックをするのも面倒になり、納得がいく演奏が出来たら、次の撮影を…という具合に進めていきました。
全ての撮影が終わり、16時前に先生がお帰りになりました。

そしてレッスンの合間に動画のチェックをしました。

…一曲目、李白の「静夜詩」。
静かに和音がリズムを刻みます。タン、タン、タン、タン…ピー、ピー、ピー…
えっ!ピー、ピー!?
それはスマホにかかってきた電話の着信音でした。
実際は着信音は聞こえないように設定していたのですが、ビデオには、はっきりと音が…。
着信音でなくてもしかしたらバイブレーションの音かも…。

そういえば先生がお帰りになる少し前に、楽器屋さんの営業マンから電話がかかってきたっけ。
私が電話にでなかったから、掛け直したのでしょう。

ったく、間の悪い人なんだから…と、私の用事の為に電話した罪のない営業マンを怒っても仕方がありません。

再度詩吟の先生に来て頂いて、撮影することになりました。
もーっ!!!!!

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