カエルのカー君 カエルのエー君 カエルのルー君   教室日記 カエルのフー君 カエルのロー君  カエルのツー君

調布つつじヶ丘ピアノ教室
プリ~マ・トーン音楽教室

カエルのシー君        カエルのユー君

ホームへ戻る 日記の一覧へ戻る


日記カレンダー
1 8 18
29



2月29日日(土)

新型肺炎の広がりで、全国の学校が休校になりました。

今日は子供たちに、休校中はどうやって過ごすのか聞いてみました。
皆さん「わからない…」と答え、突然のお休みに戸惑っている様子でした。

肺炎の影響は日々様々なところで感じます。

例えばデパートに楽譜を買いに行った時、「外出するのも大変な時に、お越し頂きまして有難うございました。」と店員さんにお礼を言われたり、閑散とした惣菜売り場に行けば、ちょっと緊張した表情の店員さんが「(感染に)気を付けて下さい」と声を掛けてくれたり。

今朝、つつじヶ丘駅ではこんなこともありました。
子供連れのご夫婦がエレベーターの前に立っていました。
小さな子供がエレベーターのボタンを押そうとすると、お母さんが「ダメ、ボタンに触っちゃ!」と子供を叱ります。
そしてエレベーターに乗り込み、また子供がボタンを押そうとすると「ばい菌が付いてるからボタンは触らないの」とお母さんが言いました。
そしてご夫婦はご自身たちもボタンを押さないで、ドアの前で仁王立ちになっていました。
子供だけでなく、自分も押したくないんだ…仕方なく私がボタンを押しました…

町じゅうからマスクが消え…ついにはトイレットペーパーやティッシュ、キッチンペーパーまで消えました。
中国からトイレットペーパーが輸入されなくなって品不足になるというデマが広がったそうです。

レッスンのあとパソコン教室に行きました。
ホームページ作成の授業を受けるためです。

授業のあと先生にトイレットペーパーが無くなった話をしました。
すると先生が、数日前に量販店に行った時の話をしてくださいました。
18個入りのトイレットペーパーを3個(54巻!)抱えた女性がいたとか…。
もう「あさましい」としか表現できなかったそうです。

ウィルスという見えない敵との戦いから、人間の醜い部分が見えてしまいました。

世界規模の緊急時となっていますが、冷静になって、皆で協力して病に勝ちたいですね…

topへ





2月18日(火)

「僕、手を洗ったほうがいいかな…」

教室にはいるなり、つぶやくY君。
いつもは「あー疲れた」とか言って、人生の愚痴を話しながらリュックサックから楽譜を出しているのですが…。

巷で感染者が増えてきている新型肺炎の影響で、子供たちも学校で色々なことを習ってきているようです。
Y君は、洗面所に入るなり「手を洗うの嫌なんだよね。水が冷たいから…」とぼやく…。
「失礼ね。お湯が出るわよ!ここは。」

蛇口のレバーを回すと冷たい水が…。

…マンションが古いせいか、水がお湯に変るまでやや時間がかかります…
ハンドソープをたっぷり付けて手を洗うY君。
泡が薄灰色に変わり(汚れ!)ます。
「学校で習ったけれど、石鹸で手を洗う前にアルコールで擦って、最後に石鹸でばい菌を洗い流すといいんだって…」
Y君は、手首までゴシゴシ擦ってピカピカの手になりました。

そのせいかピアノもいつもより弾けていたような…

今日最後の生徒さんは大人の生徒さんです。
メールで「まだ職場です。遅刻しないように頑張っていきます。」という連絡があったものの、到着したのはレッスン時間を少し回ったころでした。
「すみません。」焦って教室に入るSさん。
医療関係の仕事をされています。
今日は新型肺炎について会議があり、その会議が延びてしまったとのことでした。
不要不急の外出は避けるように、同じ部署で会食をしない…そんな事を伝達されたそうです。
自転車で猛スピードを出してきて、暑そうにしているSさん。

「ちょっと窓を開けて、冷たい空気を入れましょうか。空気もきれいになるし…」
窓を開けると、ひんやりとした空気と、目の前のつつじヶ丘駅の駅員さんのアナウンスが大きな声で聞こえてきました。
教室は二重窓になっているので、レッスン中はほとんど電車の音は聞こえません。

ピアノの椅子に座って、休むSさんに質問しました。
「さっき小学生の生徒さんが手を洗う時、先にアルコールで消毒してから石鹸で洗うといいって言ってたけれど…どうなんでしょう?」
「私達はとりあえず石鹸でよく洗ってからアルコール消毒です。反対ですね…」

うーん。どっちがいいんでしょう。
子供の手は皮膚がデリケートだからアルコールは洗い流した方がいいのかな…。

早く肺炎が収まるとといいですね。
マスク、アルコール、塩素…が三種の神器なんて嫌です…。

topへ





2月8日(土)

良く晴れてきもちが良い朝です。
朝日が教室を明るく照らし、今日一日の元気を私に与えてくれているようです。

暖かい日差しの中、冬の花パンジー、ビオラがベランダで花盛りです。
初夏まで咲くビオラの鉢には、埴輪が立っています。
剣を持った埴輪は凛々しく、教室を守っているかのようです。

朝の埴輪

ところがこの埴輪君、午後になると少し様子が変わります。

夕方の埴輪

顔のあたりが白くなり、妙なお化粧をしているような感じになります。
今日は半分ほど白くなっていました。乾燥が原因でしょうか…?

レッスンの方は順調に進み…。
ラストの生徒さん、Rちゃんはお父さんと一緒に教室に来ました。
お父さんは、時々教室にいらっしゃるので、お顔は存じ上げています。
土曜日はお父さんが送迎する生徒さんが多いので…。

Rちゃんが教室に入り、続いてお父さん…
「こんなマスクしかなくて…」
お父さんが、ちょっと恥ずかしそうに仰いました。
お顔を拝見すると、今様の黒いマスク…!
マスク不足の中、奥様が苦労して手に入れたマスクだそうで、黒いマスクしか残ってなかったそうです。
娘の送迎に黒いマスクは、お父さん的には抵抗があったのでしょうね。

そんなお父さんをよそに、Rちゃんは楽しそうにピアノを弾いていました。
時々甘えながら…。

そして今日は、かわいらしいハーブティーのお土産を頂きました。
飯能のハーブガーデンにいらしたHさんのお土産です。
暖かくなったら、私もハーブガーデンに行きたくなりました。

良い景色を見ながら、のんびり優雅にハーブティーを頂いて…いいなあ。

家の形をしたハーブティーの入れ物

topへ





2月1日(土)

土曜日のレッスンは通常9時から始まります。
今日は、最初の生徒さんが学校行事でお休みで、9時40分からスタートしました。
レッスン前に、掃除機をかけて、テーブルを拭いて…少しだけ掃除をしました。

時間より少し遅れてHちゃんが教室に来ました。
明るい朝日が教室に射しこみ、室内はポカポカ、照明、暖房無しでレッスンをしていました。
というか、暖房も照明も点いてないことに気付かずにレッスンをしていました。
…楽譜を見ていて、ちょっと暗い感じがして、照明が点いてないことに気付きスイッチを入れました。
点かない…何回かスイッチをカチカチ押しても点かない…。
「Hちゃん、大変!停電している!」

管理会社に電話しました。
管理会社の方によると、電気が点いたり消えたりしていることは、すでに他の住人から連絡が入っているとのことでした。
そして電気屋さんは手配したけれど、夕方にならないと来れないそうで、それじゃあ困るのでもう一度電気屋さんと電話してみます…と言って電話をきりました。
どうやら私は点いたり消えたりの、点いている時に掃除機をかけて、消えている時にレッスンを始めたようです。
電話のあと、もう一度スイッチを押すと、照明がパッと点きました。

Hちゃんのレッスンが終わり、Rちゃんが来ました。
…Rちゃんのピアノを聞きながら、大変なことに気付きました。
生徒さんがエレベーターに乗って、途中で停電したら閉じ込められるのでは…。
生徒さんだけでなく住民の方たちも…。
Rちゃんに停電の状況を言って、1階の非常階段のドアを開けにいきました。
張り紙をする時間的な余裕はなかったので、次の生徒さんには停電のことと、エレベーターが止まっている時は非常階段を使用することをお伝えしました。

というか、動いててもエレベーターは使わないことを伝えるべきでした!!

Rちゃんのレッスンが終わる頃、管理会社から電話がありました。
西つつじヶ丘3丁目と東つつじヶ丘の一部で停電が発生しているそうで、東電がいま復旧作業をしていることを教えてくれました。

一旦点いた教室の照明は、再度消えることが無かったので、すぐに東電に電話して、もう停電は解消したのか聞いてみました。
東つつじヶ丘は復旧したけれど、西つつじヶ丘はまだ点検中とのことでした。

エレベーターに誰も閉じ込められなくて本当に良かったです。
そして無事にレッスンが出来て良かった…!

topへ





前の月へ    次の月へ    ページのトップへ