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6月30日(水)

6月ももう終わり…。
京都では6月最後の日に一年の半分の穢れを落とす意味で、「水無月」という、ういろうの上に小豆をかためて乗せた和菓子を食べる習慣があるそうです。

室町時代の宮中では、旧暦の6月1日に氷を食べて夏バテ予防の祈願をしたそうで、当時の庶民の方々は夏に氷を入手することは困難だったため、氷に似たお菓子を食べる事によって夏バテを予防したそうです。
水無月は三角形をしていて、氷のかけらを表しているそうです。
トッピングの小豆は邪気や悪魔払いという意味があるそうです。
東京生まれ、東京育ちの私は全く知らない習慣でしたが、教室の生徒さんから教えて頂き、ここ数年は30日に水無月を頂くようになりました。
とはいえ町の和菓子屋さんでは水無月を置いてないところも多く、購入できない年もありました。

今年は新宿の京王デパートの和菓子屋さんで無事に入手することが出来ました。
定番の白と、黒糖味の黒い水無月です。

今日はコロナの新規感染者数がまた跳ね上がり、714名でした。
緊急事態宣言が解除されて気の緩みが出ているのかもしれません。
水無月を食べて邪気を払い、心機一転、残りの半年を元気に過ごせるようにしたいと思います。

水無月のお味ですが、とても美味しかったですよ!
甘さ控えめ、ういろうは、もっちりまるでお餅のようで。

明日も買っちゃおうかな…。

水無月

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6月26日(土)

今日は回数調整でレッスンはお休みでした。
8月に開催する発表会の直前のレッスンは休みたくないので、思い切って6月末のレッスンで回数を調整しました。
天気は上々。夏のような暑さです。
庭ではヒマワリが見事に開花して、夏の到来を予感させます。

ひまわり

さて今週のレッスンを振り返ってみると、色々なことがありました。
特に発表会に参加される生徒さんは、もうそろそろ本腰を入れなければならない時期になりました。
昨年はコロナの影響で、発表会が無かったので、今回の発表会が初めてという生徒さんが沢山います。
Hちゃんもその一人です。頑張った甲斐があって、暗譜で最後までスラスラ弾けるようになりました。
そこでHちゃんの次の生徒さんと発表会ごっこをすることにしました。
次の生徒さんは5年生のAちゃんです。
Aちゃんは発表会には何回も出たことがあり、今年は選曲した曲が気に入って沢山練習を続けました。
ペダルを付けて、暗譜で演奏できるようになりました。

最初にHちゃんが演奏しました。
弾き始めは良かったのですが、途中から暗譜が怪しくなり、止まってしまいました。
目から涙が溢れ…どうしたら良いか判らない状態です。
「止まらないで!2曲目を弾けば!」と私が声をかけると、泣きながら2曲目の冒頭を弾き始めました。
演奏が終わっても緊張が解けないHちゃんに、椅子に座ってAちゃんの演奏を聞くように促しました。
「お姉さんの演奏を聞いてね。静かに他の人の演奏を聞くのも大切なことだからね!」
涙でぐしゃぐしゃになったHちゃんは、静かに椅子に座りました。

Aちゃんの演奏が始まりました。
どうしたことか、ペダルを踏む足がペダルから離れてしまい、ペダルを離す度にガタッと音がします。
先週はこんなことはなかったのに。
教室に到着するなり演奏したせいか、ところどころミスはありますが、リカバリーしながら最後まで弾き終わりました。
さすが演奏会経験者!間違えても焦らないで、最善の方法で最後まで弾ききる!

しょげかえっているHちゃんに、間違えても止まらないように言いました。
「お姉さんだって間違えても止まらないから、全然わからなかったでしょ。」

そう言い終わったあとに、ある年のクリスマスの演奏会のことを思い出しました。
当時、Aちゃんは1年生でした。
演奏会が始まる前、15人くらいだったでしょうか、他の生徒さんたちとまじって椅子に座るAちゃん。
すると突然Aちゃんはしくしくと泣きだしました。
緊張がピークに達したのでしょう。
人前で初めてピアノを弾くのは、その日が初めてでした。

「そういえばAちゃんも、緊張して泣いちゃったことがあったよね!クリスマス会の時」
そう声をかけると、Aちゃんは少しはにかみながらこちらを見ました。

Hちゃんも今回の苦い経験を活かして、発表会当日には堂々と弾けると思います!
今月は発表会ごっこをレッスン時間中に行いたいと思います。
発表会経験者の生徒さんは、胸を貸すつもりで協力してくださいね!
宜しくお願い致します。

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6月16日(水)

午前中、地元では滝のような雨が降りました。
こんな日は雨雲が切れた時を狙って出勤しないと…と思い、薄日が射すなか家を出ました。
新宿駅で駅直結のデパートで少し買い物もしました。

デパートの出口近くの和菓子屋さんで、先日日記にも書いた水無月を見つけました。
黒、抹茶、白の3種類。
販売員の方に販売期間を尋ねると、黒(小豆?黒砂糖?)と抹茶は30日まで、白(定番の水無月)は7月に入ってからも販売すると教えてくれました。
30日に立ち寄って、購入しようと思います。
教室のあるつつじヶ丘の和菓子屋さんでも、水無月は購入できますが、お店が教室からは少し離れたところにあるので、デパ地下の方が簡単に買えそうです。

水無月

つつじヶ丘に着くと、全く雨が降った形跡がありませんでした。
生徒さんに聞いても、私が経験したような大雨は降らなかった…とのことでした。
地元では河川が氾濫寸前まで激しい雨が降っていたのに…。
何はともあれ、皆さん快適に教室にいらっしゃれて良かったです。

今日も発表会に参加する生徒さんのレッスンがありました。
まだまだ先なので、ゆったりレッスンをしたいところですが…光陰矢の如しという諺もありますので、出来るだけ早く曲を仕上げたいものです。
とはいえ私ばかりがパワー全開しても仕方がないことで…。
少しずつ前に進んでレッスンが出来たらな…と思います。
ですので前回のレッスンで直した音、リズム、その他諸々を、身に着けてレッスンに臨んで頂けたら…と思います。
前回と同じ所を直すのは、時間がもったいないです。
レッスンのあとにご自宅で復習するとか、音が出せない時間帯または練習する時間がないのであれば楽譜を広げて注意された所を確認するとか…。
ちょっとした工夫をすれば、注意された個所を忘れてしまったり、レッスン直後の状態からの、退化(?)が避けられると思います…。

最後の大人の生徒さんのレッスンが終わり、駅の改札前にあるコンビニで買い物をしました。大きなズッキーニです。

店舗前に置いてある木の棚に地元で採れた野菜の販売がされていて、ちょっと高めですが新鮮で珍しい季節の野菜が購入できます。

今日目を引いたのは大きなズッキーニです。まるで大根のようです。
どんな味なのでしょう???
スープに入れようか、炒め物にしようか、サラダで…?
巨大ズッキーニを片手に、夢は膨らむ、膨らむ…。

大きなズッキーニ

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6月8日(火)

今日は朝から暑く、早くも真夏日です。あれ!?まだ梅雨入りもしてないのに…。
とにかく暑い…。
今日も冷房をガンガンつけてレッスンしましょう!
発表会まであと二ヶ月ちょっとです。今のうちに沢山練習して、夏休みは余裕で過ごしたいですね!

今月に入って、日記の更新は今日が初めてになってしまいました。
日々色々なことが教室で起きていますが、忙しさにかまけてさぼってしまいました。

1日は母のワクチン接種のお供をしました。住んでいる自治体では、決まった接種会場まで行って接種をしてもらうことになっているので、タクシーで会場まで行きました。
受付を済ませると黄色いファイルを渡され、予診、接種会場へと向います。接種が終わったあと、15分は待機することになるので、トイレは済ませて…とスタッフの方が仰るので、黄色いファイルを母から預かりトイレの前に立っていると、先程とは違うスタッフの方が話しかけてきました。
「接種会場はこちらです…」
今は65才以上の高齢者の接種だけが行われています…。
「付き添いです。つ、き、そ、い!」
マスク越しでもはっきり聞こえるようにできるだけ滑舌よく言いました。

黄色いファイルを持っていたので、65才以上の接種をしにきた人に見えたのでしょうが…!
うーん。なんかショック!

母のワクチン接種の方は無事に終わりました。
翌日から腕の痛みが酷くなり辛そうにしてましたが、翌々日には、辛いから二回目の接種はやめる…と、わがままが言えるまで元気になりました。
二回目の接種日もお蔭様で月末に予約ができました。
二回目の方が副反応が強く出やすいとの事ですので、また接種会場まで付き添う事にしました。

その時は、うんと若作りしていこう!接種する人と間違われないように。

6月もあっという間に過ぎてしまいそうですが、京都では6月30日に水無月というお菓子を食べると、残りの半年を無病息災で過ごせるという風習があるそうです。
水無月のことを教えてくれた生徒さんは、医療関係のお仕事をされていて、昨年4月から自粛生活を貫いていらっしゃって、教室に復帰することがまだできません。
その生徒さんから5月末にメールがきました。

…今年は30日が平日で水無月を買いに行くのが難しいので、自分で作ることにしました…
そのメールには予行演習して作った水無月の写真が添付されてました。

…うーん…

私からのコメントは避けますが、ご本人に味のほどをうかがうと、美味しいというより、ちゃんと食べられるという感じ、とのお答えを頂きました。
調理ではなく、実験のようなお返事ですね。

30日までまだ何日もあるので、腕をあげるべく頑張るのか、それとも和菓子屋さんに駆けこむのか…30日が楽しみです。

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