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3月28日(火)

今日はKちゃんの最後のレッスンでした。
Kちゃんとの出会いは彼女が小学1年生の頃でした。
今月大学を卒業して、めでたく社会人1年生となりました。
就職先が埼玉県ということもあり、ピアノのレッスンを続けるのは難しくなり、今日が最終レッスンとなりました。
Kちゃんとは長い付き合いでしたので、思い出も沢山あります。
コンクールを目指して頑張ったこと、高校生の頃は合唱の伴奏を頼まれて練習をつんだこと、食事会、部活の話、大学での研究の話…楽しい経験を沢山させて頂きました。
二度の受験の際も、ピアノを辞めることなく続けたKちやんは本当に頑張り屋さんでした。
社会人になっても、元気に頑張って欲しいです!
今日はお母様もいらっしゃって、最後のレッスンを見学されました。
最初から最後までビデオ撮影までされて…。

そんなお母様に、Kちゃんはレッスン中「やだなー。やだなー。もうやめようよ。」と言い続けて、
私も「やだなー。やだなー。」と言いましたが…。
お母様の「私の老後の楽しみで見るんだから、いいの!」のひと言で、二人の抵抗は終わりました。

さて未来のお母様は今日のレッスンをどうご覧になるのでしょう…。
お孫さんと一緒に見るのかな…。
その時にKちゃんが「やだなー。やだなー。もうやめようよ。」とまた言ってそうな気が…。

Kちゃんから小さなピアノを頂きました。
有難うございました!

ピアノの置物

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3月11日(土)

今日はあの大震災から12年めの3月11日でした。
教室の殆どの生徒さんが、大震災を知らない世代になりました。
とはいえ学校の先生や、習い事の先生からあの日の出来事を聞いて、話題にする生徒さんもいました。
震災の事を伝えるのも大切だと思い、私も少しお話をしました。
地震が起きた時間帯にレッスンに来たHちゃんに今から12年まえの今頃は地震で大変だった…と言うと、Hちゃんが学校の先生もお話してくれた…と返しました。
当時新宿にいた私は、高層ビルが個々に前後に揺れ、駐車している車が跳ね上がるのを目の当たりにしました。
避難したホテルでは、隣に居合わせた女性が泣き続けているので、声を掛けました。
東北に済む弟さんと電話で話ている途中で、「もうすぐ津波がくる…」と言ったきり電話が切れて話せなくなった…と泣き崩れながら話してくれました。
後に座っているご主人らしき男性が、ニュースの速報でその女性の実家の畑の映像が流れ、黒い波が押し寄せているのを二人で確認したそうです。
もうだめでしょう…ご主人がそう呟きました。
私は津波の被害は直接受けませんでしたが、いまでもその言葉が心に残っています。
Hちゃんも神妙な表情で話を聞いていました…。
最近のニュースで福島の浪江町で居住制限が解除されたことが報道されました。
失ったものが多く、元には戻らないことも沢山あると思いますが、頑張って欲しいと心から思います。

Hちゃんは土曜日の私のレッスンの最後の生徒さんです。
彼女は、レッスンが終わると必ずメダカの鉢を覗きます。
今日は、沢山生れたメダカの子供たちを見て、かわいー!と声をあげていました。
暖かくなって餌を沢山食べるようになったせいか、メダカの成長が以前よりも早くなりました。
幹之メダカ特有のメタリックな体色もはっきり分かるようになりました。
季節外れに生れたメダカが、ちゃんと冬を越せるか心配していましたが、もう大丈夫…!
生徒さんの成長、メダカの成長…本当に楽しみです!

メダカの子供たち

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