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6月26日(金)

朝からしょぼしょぼ雨が降って…なんとも不愉快な天気です。
湿気た空気は重く停滞しまとわりつき、気持ちまで重く沈んできます。

昨日は知り合いから、悲しいニュースを聞きました。
彼女とは随分会ってなかったのですが、レッスンの合間に買い物に行った時に、偶然道で会ったのでした。
挨拶から始まり、お互いの近況を話し始めると、彼女の表情が硬くなりました。
彼女のお孫さん…正確には孫になるはずだった赤ちゃんが亡くなったということでした。
まだ若い娘さんはシングルマザーで赤ちゃんを育てるつもりで、出産を楽しみにしていたそうです。
でも先天的な重篤な病気があることが検査でわかり、小さな命は此の世を見ることなく天に召されたそうです。

色々な事を考えると、その赤ちゃんが本当にかわいそうで今日もその気持ちをひきずっていました。
彼女が見せてくれた赤ちゃんの写真も脳裏から離れませんでした…。

そんな中、今日も元気な小さな生徒さんたちが教室にやってきました。

いつも照れて始まりのご挨拶(カスタネットを使って四分音符3つのリズムを叩きながら「こん、にち、は」の挨拶をする。模倣反復のれんしゅうです。)ができなかったAちゃんは、今日は初めてお母さんのお手伝い無しでリズムを打てるようになりました。
Aちゃんは週1回のピアノのレッスンを楽しみにしていて、幼稚園のお友達にも「ピアノが楽しい」と言っているそうです。
Aちゃんのお母さんに冗談で、Aちゃんは教室の営業部長ですね…と言った事があります。

そして大人の生徒さんもいらっしゃいました。
基礎練習を重点的にやって、色々な音の出し方を練習中のWさんは、「随分音が変わってきました」とその音色の変化に気付いてくださっている様子です。
ピアノは音が狂わないかぎり、いつも同じ音程の音がでますが、弾き方で音の質は様々に変化させることができます。
そこがまたピアノ演奏の面白いところです。
様々な質の音は弾き手のセンスで決定され、一つの作品から一つの個性となって紡ぎ出されていきます。

生徒さんからの「ピアノが楽しい」「音が変わってきました」という言葉は、本当に嬉しいです。
梅雨空のような重い気分も吹き飛びました!!

ベランダの花も、梅雨空に負けずに咲いています。

つつじヶ丘教室のベランダの花

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6月22日(月)

今日は通常のレッスンはお休みでしたが、体験レッスンがありました。
2才9か月のお嬢さんのレッスンでした。

まだ長い時間座っているのは無理な年齢なので、ピアノの音を聞いたり、「ドレミのうた」を歌ったり、ゲームやクイズの要素を取り入れながら楽しくレッスンをしました。

音符を書く練習では、ゆっくり丁寧にきれいな丸が描けるように頑張っていました。
それでも歪んだ丸が描けてしまった時は、自分でもびっくりしている様子でした。
でもその歪んで曲がった丸も子供の想像力のなかでは、色々な物に見えるらしく、オバケ…といって何回か同じような丸を描いて楽しんでいました。

小さなお子さんの体験レッスンでは、なるべく色々なことを少しずつ彩り豊かに楽しく…懐石料理のようなレッスンになるようにしています。
準備は大変ですが、子供さんの楽しそうな様子を見ていると私も楽しくなります。

3才まであと少しのMちゃんは、7月からプレピアノコースでピアノを習うことになりました。
1年後はどの位ピアノが弾けるようになっているのか、今から楽しみです。

プリントには大きな花丸。よくできました!

体験レッスンで使ったプリント

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6月21日(日)

今日は生徒さんの結婚報告お食事会で表参道に行きました。
場所は青山通りを1本入った所にある「CICADA」というレストランでした。
もとは有名な建築家が設計した邸宅だったというお店は、広く自由な空間が広がりまるでリゾート地にいるような居心地の良さがありました。
お料理は環地中海料理でイタリア、ポルトガル等多国籍の美味しい物が食べられるレストランです。

表参道駅で待ち合わせたのは小林先生とその生徒さんのMさんです。
Mさんは旧教室のころからの生徒さんで、忘年会やお食事会でしかお目にかかれませんが、お会いした時には色々と楽しいお話を聞かせていただいていました。

そのMさんが3月に結婚されました。ご主人のお話は結婚前から色々と伺っていたので、友人が結婚した時のように嬉しかったです。
今日は結婚パーティーの楽しそうな写真を見せて頂き、、当日あらためてご主人にプロポーズの言葉を言ってもらったエピソードや、お嬢さんが結婚してちょっと寂しそうなMさんのお父さんのご様子等、心温まるお話も伺えました。

美味しいお料理と楽しいお話であっと言う間に時間が過ぎました。
このレストランは雰囲気も味も最高ですが、お料理の量が多くて3人ともお腹が一杯になってしまいました。
飲物と、前菜2品(写真左、ひよこ豆のディップ)とメインの子ひつじのロースト(写真右)を3人でシェアして、デザートを食べただけなのですが…。

ひよこ豆の前菜 子羊のロースト



というわけで、帰りは原宿駅まで腹ごなしの散歩をすることにしました。お店や、道を行く人を眺めて表参道をそぞろ歩いていると突然小林先生の足が攣り身動きができなくなりました。

そしてそれにシンクロするように私の足も攣り…!!!これにはびっくりでした。小林先生も私も右足の指が攣っているのですが、彼女に聞くと2の指がガンガンに攣っているそうで、私は3の指が2の指にくっつく程攣っているのでした。…指を番号で言うあたりがなんだか変。ピアノ弾く人しかわかんないし。

それにしても、2人同時に足が攣らなくても…。なんだか面妖な感じです。
表参道のあたりは心霊スポットがある、なんて話をききますが何か不思議な力でも働いたのでしょうか。(゚д゚)!
…なんてことはおそらく無くて、単に歩き過ぎと年で、足が疲労しただけなんでしょう。

Mさんにはお待ち頂いて申し訳ございませんでした。
シンクロ足攣りしてしまうような妙なところで息があう先生のいる教室ですが、これからも宜しくお願いしますね。

そしてあらためて、結婚おめでとうございます!

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6月19日(金)

雨が降って憂鬱な一日でしたが、空き時間にペチュニアの植え替えができました。

一年草なのに、越冬したペチュニアは、春先には沢山の花を咲かせていました。
ところが、根詰まりでも起こしているのか、花が段々小さくなってきました。
このままでは、弱って枯れてしまいそうです。

今日は太陽の強い日差しもないし、、植え替えるにはちょうど良いタイミングです。

雨がベランダまで吹き込んでくるので、思い切って室内で植え替えをしました。
新聞紙を敷いて鉢をひっくり返してみたら(写真左)、案の定鉢底まで根がぎっしり張っていました。
土を払って、ほぐすと根は半分程度に減りました。

新しい土と固形肥料を混ぜて鉢の中に入れて、ペチュニアをもとどおりに植えました。(写真右)
また沢山の花を咲かせてくれるといいのですが…。どうでしょうねえ(一一")

調布教室のペチュニアの植え替え 植え替えられたペチュニア

レッスン終了後にパソコン教室に行きました。
ホームページ改良工事はまだ続行中です。
今日はホームページが、スマホやタブレット等どのサイズのディスプレイでみても、いっぺんにページ全体が見えるようにしたかったのですが…。先生がどう頑張っても思うようにはいかず、明日以降に持ち越しとなりました。
スマホでホームページを見ている方は、指でスーッと移動させるか、指ではさんで縮小させないと全体が見れない状態だと思いますが、そのうち改善されると思います。

ご不便をおかけして申し訳ございません…。

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6月17日(水)

梅雨時らしいなんとも鬱陶しい天気でした。
教室の窓から空を眺めると、不愛想な灰色の空が広がります。早く梅雨が明けないかな…。

教室では、来月開催する発表会に出る生徒のレッスンが過熱してきました。
出る方も出す方も必死になってレッスンするので、身も心も蒸し暑さが倍増してきます。
おまけに頭上でギラギラ熱を発するスポットライト…。暑すぎるので最近は少し調光器を下げてレッスンしています。
スポットライトの熱が暖房器具のようになってしまうようです。冬場の日中は、暖房無しでもいられるくらい暖かいのですが、…。

発表会で弾く曲がすこーし難しくて悪戦苦闘しているMちゃん(でも自分で弾きたいと言った手前、引っ込みがつかない彼女(゚∀゚))のレッスンも毎回暑苦しいレッスンになっています。
リズムとノリが難しい「骸骨達の陽気な行進」という曲を弾くのですが、1と2と…とゆっくり数えて弾いている分には正確なリズムでひけるのに、テンポ通りに弾くとなんとなくいい加減なリズムになってしまいます。
本番までゆっくりきちんと弾く練習と、アップテンポで弾く練習を繰り返して本番では、リズム感がある気持ちのいい演奏が出来るようにしたいです。

実はそのMちゃんの弟で小学校2年生のO君が前回のレッスンの時に、Mちゃんが髪の毛を切ったと教えてくれました。
U君が「お姉ちゃん、髪切ったら男らしくなったよ」と言うので「男らしく…!?男の子っぽくってこと?」と答えるとうんうんと頷きました。

子供の未熟な表現力ってほんとうに面白いですね。男らしくなったってことはおねえちゃんが男だったという事になります。
それは実の姉は「お姉ちゃん」じゃなくて「オネエ」になるのではないか…。と、ひとりで笑いのツボにはまってしまいました。

加熱するレッスンも子供との愉快なやりとりで救われます。

Mちゃんの髪型はかなりのショートカットになっていました。Mちゃんに「お姉ちゃんが男らしくなったってO君が言ってたよ」と教えてあげたら、ため息をついていました…。

厚い雲に覆われたつつじヶ丘の空

調布市つつじヶ丘の空模様

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6月15日(月)

3月、4月に上階の洗濯機の排水が原因で水漏れ事件が起きました。
クロスは茶色い染みが何本も付いて、合板で出来た造り付けの棚は湿気で歪み使い物にならなくなりました。

その改修工事がやっと始まりました。
当初は昨日一日で終了するはずでしたが、天井のクロスが張り終わらず、今日も工事続行ということになりました。

昨日は工事に立ち会わなかったので、今日初めてきれいになった棚や、壁を見ました。
以前は木目調だった棚は白くなり、すっかりきれいになりましたが、逆に汚れが目立ちそうで使いづらい感じです。
職人さんが黙々と作業をするなか、通常のレッスンもありました。

作業中

つつじヶ丘教室の改修工事
シンナーの匂いが気になるのですが、生徒さんからの苦情もなく良かったです。
そして体験レッスンもありました。体験レッスンは他の教室でも受けていらしたそうで、近所にピアノ教室がないところから教室の場所もお母様には気になるところのようでした。女の子が一人で教室に通うのなら、当然のことでしょう。

レッスン中、職人さんが工事完了の挨拶をして、お帰りになりました。
やっと教室がもとに戻りました!よかった。

それにしても、甲州街道沿いの旧教室で水漏れにあい、それが嫌で引っ越してきたこの教室でも水漏れにあい…水難の相でもあるのでしょうか(/ω\)

完了!

つつじヶ丘ピアノ教室のキッチン

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6月13日(土)

ここのところ忙しくて日記の更新もままならぬ状況でした。
というのも自力でのホームページ改造計画が進行中で、日々パソコン教室で研鑽をつんで見やすく見栄えのするページを作成していました。
パソコン教室で習った内容を、USBメモリーに保存して、自宅でホームページに貼り付け…ただそれだけのはずなのに、へーんな事(ページが文字化けとか)が起きてしまったり…。
夜な夜な悪戦苦闘しましたが、だいぶトップページが落ち着いた感じになったのではないでしょうか。
教室ロゴが入ったくるくる変わる写真から講師イラストまで全て自分で作ったんですよ!

今日やっとトップページの改造が終了しました。

土曜日のレッスンはなんだか休日モードで、気持がゆったりしてしまいます。
ところが今日は教室が暑くて、ゆったりどころか私も生徒さんも汗だくになりました。
エアコンはもちろんついているのですが、ピアノを照らすスポットライトがギラギラと放熱して、まるでオーブンの中で焼かれているローストチキンのような状態になるのです。額に脂汗がタラタラ滲んで。

以前、LEDの電球に替えようと思って家電量販店に行ったら、教室のスポットライトのように調光器がついている照明用のLED電球は無いと言われてしまいました。
我慢大会のように脂汗を滲ませてピアノを弾くのもどうかと思ったので、今日の朝一レッスンは天然の光のみ(電気を消して)で行いました。
天気も良く朝日が差し込んでいるので、それほど暗くもならず快適にレッスンができました。

空き時間にベランダのペチュニアの剪定をしました。昨年から咲き続けているので、草がかなり弱っているようです。(写真右)
負担が少なくなるように、ほんの少しだけ花を残して刈り込んでしまいました。
木曜日の生徒さんから頂いたポーチュラカの花が一輪咲きました。(写真左)
夏の花なのでこれからが楽しみです!

調布教室のベランダの花 調布教室の外観

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6月10日(水)

湿った空気が重ったるい季節となりました。
湿気でピアノは何だか変な音、ベランダの乾燥大好きなブーゲンビリアの鉢にはヒョロヒョロとキノコが生え…。
なんとも鬱陶しい季節となりました。

そんな中、今日は小さい生徒さんのレッスンが集中しました。
4才のS君は一か月のレッスンで、7つの音が読めるようになりました。その他にもカタカナで音の名前を書いたり、数字を書いたり色々なことができるようになりました。
ピアノもお母さんと一緒に沢山練習しているようです。

そして4才の女の子の体験レッスンがありました。
4才はかなり理解力があるので、楽譜を見て1曲弾けるようにする事を体験レッスンの目標にしています。

鍵盤(音)には名前が付いていることや、ドの位置、リズムを理解すれば、割合にすんなりと楽譜を見て弾けるようになります。
もちろん複数の音を1回のレッスンで読めるようにするのは無理なので、ドだけで作曲されていて、連弾すればきれいな曲になるようなものを教材に使います。
体験レッスンで音符を読みながら1曲弾けるようになったHちゃんは、レッスン終了後も沢山ピアノを弾いていました。
Hちゃんは、7月から教室の仲間になりますが半年先、1年先の成長が楽しみです。

3才のY君は保育園終了後にレッスンに来るので、7時からレッスンが始まります。
Y君はピアノの本を抱えて元気に教室にやって来ました。小さいので体の大部分が本で隠れてしまって、まるで本が歩いているようです。その姿に思わず「かわいい!」を連発してしまいました。
今月入会したばかりなので、まだ楽譜は止めませんが、小物楽器を使っての合奏では、ピアノと元気よく合わせることができました。

小さな生徒さんのレッスンでは、ハイテンションになるので、梅雨のかったるい鬱陶しさが吹き飛び元気になります。

ピアノのレッスンはとても楽しいのですが、ひとつだけ本当の意味でハイテンション(すごく緊張する)になることがあります。
それは、事故を起こさない為にです。
一緒に来ている下のお子さんと、上のお子さんがふざけているうちに怪我をしないかとか、教室のドアやピアノの蓋で指を挟まないかとか…いつも緊張して気をつけています。
教室のドアはスタジオ用のぶ厚い鉄の扉なので、指を挟んだら大変なことになります。

S君は私がピアノを弾きながら歌っている間に、ピアノの下に潜り混んで、私が踏んでいるペダルをいじり出しました。
これも万が一どこかに指が挟まったり、踏んだりしたら大変なので、「挟まって指がとれて、こんなんなったらどうするの!」と、第二関節を折り曲げて指を短縮させた手を見せました。でも…これリアル過ぎ!?と思ったので「わんちゃんの手みたいになっちゃうよ。」とフォローしました…(ーー;)

危険行為をしたご本人はそれを見て笑ってました。本当にあぶないんだからね!S君。

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6月5日(金)

今日は2人の新入会の生徒さんの初レッスンの日でした。
レッスンにいらっしゃる生徒さんんも緊張されるのでしょうが、私もかなり緊張するのです。
なんとなくお互いに様子を見ながらのレッスンでしたが、音符を書いたりピアノを弾いたり…無事にレッスンを終えました。
習い事なので、楽しいばかりじゃすまない事もあると思いますが、私もそうだったように頑張った事が楽しみに変わるようなレッスンになればいいな…と思います。

私の大学時代のピアノの先生は超怖い先生でした。(先生ご自身も自覚しているし、門下生が口を揃えて怖かったと言ってます。)

先生のご自宅でのレッスンの帰り道は涙で道が見えない事もありました。落ち込んで下を向いて歩いているので、足元の道路が見えない…というのが正確な表現です。
先生の逆鱗に触れるのは、音やリズムのミスなんてものでは無く、音の出し方なので体で覚えなければならいことです。
それが自分の不器用さも相まって、先生の仰ることが、なかなか出来ないのです。

ピアノの先生の中には、「こーやって弾いてくださる!?」と仰ってお見事な演奏をお手本で示してくださる先生もいらっしゃいますが、私の先生は一切そういう抽象的かつ感覚的な指導はされず、音の出し方は物理的な作用と捉え、肩や腕や指等演奏に必要な部位の使い方を細かく教えて下さいました。簡単に言ったら、こうやったら、この音がでる…という事です。

以前、浅田真央ちゃんがフィギュアスケートの基礎から勉強し直した事がありましたが、まさにそんな事を大学時代にやりました。
1年生の頃は凄く苦労をしましたが、音がきれいに出せるようになったのは自分でも自覚できたので、先生の怖さがモチベーションを下げることも無くレッスンができました。

とはいえ、あんなに怖いレッスンは、生徒に相当の覚悟が無ければ、結果が出る前に「音楽」が「音が苦」になってしまうので、私はもちろんやりませんよ!(出来ないし…!)
でも、1回のレッスンで生徒さんがなにか一つでも新しい事を知って、素敵な演奏に一歩近付けたらいいな、といつも思ってレッスンしています。

レッスン終了後、明日の体験レッスンの準備をしました。
時計はすでに9時を回っていました。
窓から外を見たら雨がしとしと…。傘を差す人影もまばらでした。
調布のこのかわいらしい町は、明日の為の休息に入ったかのようです。

明日10時から体験レッスンがあるので、帰宅するのが面倒でしたが、意を決して教室をあとにしました。

PM9:00の教室

夜のつつじヶ丘教室

電車を乗り継いで、地元高円寺に到着しました。
この日記を東京以外で読んでくださっている方も沢山いらっしゃるので、町の様子を書きますが、小さなライブハウスや、古着屋さん、エスニックな雑貨屋さん、ちょっと変わった店主のいるカフェ等…活気に溢れた面白い町です。8月には100万人が集まる阿波踊りのパレード(?)があります。

私が帰宅する9時頃は、いつも路上ライブがあちこちで行われています。
ヒューマンビートボックス(口で打楽器の音を出す)をする若い男の子、ジャズの演奏に興ずるグループ、アカペラでハモる女の子たち…それぞれが自慢のパフォーマンスを披露しています。

今日は雨が降っているのでさすがに誰もいないだろうと高架線脇の道を通ったら、ギターでJポップを歌う女性の周りに小さな人の輪が出来ていました。演奏が終わると拍手がおきて、周囲にはなごやかな雰囲気が漂っています。

おもちゃ箱のような商店街の道を進むと、居酒屋は週末を楽しむ若い人が溢れ、風俗店の前では暇そうに女の子がスマホと睨めっこしながら呼び込みのおじさんと話をしています。

どうやらこの町は明日への準備ではなく、まだまだ今日が続くようでした。
町の顔って随分違う物ですね…。

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6月3日(水)

今年も半年が経ってしまいました。
そしてもうすぐ東京も梅雨入り…。湿気を含んだ空気は何だか重くてうんざりしてきます。

今日は今年から高校1年生になったHちゃんのレッスンがありました。
中学ではテニス部に入っていた彼女ですが、高校ではオーケストラの一員となってヴァイオリンを担当することになりました。
今日も学校から借りたヴァイオリンを肩から下げて教室にやってきました。
…それだけでなく他にも荷物があって、計6個の荷物を両肩に下げていました。これって相当重いのではないでしょうか…。

Hちゃんは、先週中間テストが終わったばかりで、あまり練習が出来ない様子でした。
というわけで、レッスンというより練習のような内容になりました。
中学生になってからピアノを始めたHちゃんが、今弾いているのはチャイコフスキーの「子供のためのアルバム」に入っている「甘い夢」というロマンチックな表題を持つ小品です。
甘く、切なく、そしてささやかな幸福感に満ちたメロディーは、とてもきれいで発表会等で耳にすることも多い曲です。

まず間違えないで弾けるようにしよう…ということで少しずつ区切って練習を進めていきました。
段々曲に慣れてきたので、強弱を付けて弾いてもらう事にしました。
楽譜には強弱記号が沢山書かれていて、その通り弾けばいいといえばいいのですが、Hちゃんはそれぞれの記号の音量やバランスがつかめないらしく、なんだか不自然、物足りないのでした。

まだ譜読みが終わった時点では、メロディーの抑揚や感情を表現するのは難しく、曲の解釈どころではないのでしょう。
でも、弾くことは無理でも、この曲でチャイコフスキーが何を表現したいかは、容易にわかります。
曲に題名が付いているからです。

Hちゃんが持っている楽譜には邦題で「甘い夢」英語で「Sweet Reverie」と書かれています。
Dreamは寝っている時の夢で、Reverieは夢想、空想なので、憧れや切なさ…様々な感情を想像しながら演奏しなければ生き生きとした演奏にはなりません。しかもSweetな空想だから…。

お年頃のHちゃんには、恋するようなそんな甘く切ない感情…かなあ。と、言ってしまいましたが、実はこの曲はチャイコフスキーがかわいがっていた甥のウラディーミルに献呈した曲だそうです。
だとすると、「恋」とは関係なさそうですが、あとで調べてみたら子供の頃のチャイコフスキーはじつに早熟で、母親ほどの年の家庭教師の先生に恋心を抱き、この先生が辞職した8才の頃に熱烈なラブレターを書いたらしいです。

だからこの「甘い夢」は、ひょっとしたらチャイコフスキーが、子供の頃の甘い思い出を綴って書いた曲なのかもしれませんね。

Hちゃん、来週は練習してくるかな…。勉強と部活で忙しいでしょうが、「甘い夢」の出来上がりを楽しみにしているので、時間を見つけて練習してね!



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