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1月27日(土)

寒い日が続いてます。

生徒の皆さんも暖かそうな服装で教室にいらっしゃいます。
帽子にマフラー、手袋…暖かそうなコート…。

なかでも、男の子の生徒さんは「俺、今日は5枚着てきた!」とか「僕、4枚着てる」とか言って、わざわざ1枚ずつ着ているもの見せてくれます。

今日も、そんな暖かそうな服装の男の子がいました。

S君はジャケットのフードをすっぽり被り、その上に毛糸の帽子、ネックウォーマーで口元を覆い、まさに完全防備で教室に来ました。
そして部屋に入るなり、「暑いっ!」と言って、着ていたものを脱ぎ始めました。

…ここは、南向き、大量の熱を放つ照明器具がギラつく常夏の教室。
その恰好は、暑いでしょ…

彼が脱ぎ捨てたシャツなどを、呆れながら椅子にまとめると…なんだか創作意欲がわいてきました。
「これ、人が作れるんじゃない?」

楽典の宿題をやり忘れて、慌てて書いているS君の脇で、衣服を椅子に着せてみました。
するとS君がリュックサックも背負わせよう、と言いました。
私が「手袋もあるといいな…」とつぶやくと、S君は「あるよ!」と言って、小さな手袋を取り出しました。

S君のお手伝いで、S君が脱皮したかのような人形が出来上がりました。

お迎えにいらしたお母さんの反応を楽しみに、ピアノのレッスンが始まりました!


完璧な防寒対策!(左)
抜け殻人形(右)
人形とS君(下)

防寒対策をした男の子の生徒 生徒の服で作った人形


人形と勉強する生徒

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1月24日(水)

月曜日に降った雪が溶けては凍り…日当たりの悪い道は、ツルツル滑って、怖いです。
今日も、トレッキングシューズで通勤でした…。

さて、今日は生徒さんからかわいいプレゼントをもらいました。
「はい、先生、お土産。」
Iさんから手渡された袋の中には、サンリオグッズが入っていました。
Iさんは、味の素スタジアムで行われるフリーマーケットを見に行ったそうで、私にもお土産を買ってきてくれました。
「フリーマーケットのだけど、新品ですよ!」
Iさんは、そう付け加えて少し笑いました。

生徒さんからのお土産、サンリオグッズ

今、Iさんは、ハノンやツェルニーといった定番練習曲の他に、松田聖子さんの「赤いスイートピー」を練習しています。
一度弾いてみたかったこの曲を、暗譜で弾き語りするのが夢だそうです。
ピアノのアレンジが難しいので、ゆっくり仕上げたい、とも仰っています。

彼女がもってきた楽譜は、ピースで、松任谷由美さんの「守ってあげたい」と組になっています。
ピース版は、クラッシックだけ…と思っていたら、昭和から平成まで、色々なJポップがピースで売られていて驚きました。

世の中には色々な楽譜が存在しています。

今、大人の生徒さん二人が、バッハのインベンションの8番に挑戦中です。
一人はウィーン原典版、一人がドレミ楽譜出版社からでている原典版。
二冊を比べると、音は同じですが、八分音符の「連桁の分け方」(はたの部分のくくり方)が違っているところ(22小節めと25小節め)があり、些細なことですがとても気になっていました。
ウィーン原典版では2+2+2、ドレミ楽譜は2+4と分けています。
そこで、今井顕先生に伺ったところ、連桁によってアーティキュレーションの示唆をすることは、多々あるのですが、この場合に限っては意味は無いとのお答えを頂きました。
では、なぜ同じ原典版なのに違うのか…それは、弾く人が弾き易いよう、読譜し易いように、出版社が独自に表記を変えてしまったようです。
バッハがなぜ、ここだけ何か意味ありげな2+4の記譜をしたかは、バッハに聞く以外ないようです。

先生に見せて頂いたバッハ自身が書いた楽譜は、右手はト音記号でなく、ハ音記号で書かれています。
これも、このままではとても読み辛いので、いつの時代かにト音記号に書き直されたのでしょうね。

さて、もうひとつ今井先生から面白いことを伺いました。

バッハの時代のインクは酸性度が強く、紙が腐食されているそうです。
なので、楽譜を開いて空気にさらすと、空気中の酸素によってさらに酸性劣化がすすんでしまうので、気楽に閲覧できないそうです。

バッハより深刻なのはブラームスだそうで、彼はインクが沁み込みやすいとの理由で廉価な紙に記譜しました。
ブラームスの手書き楽譜の傷み具合が気になる所です。

楽譜についてあれやこれを書いてみました…。

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1月20日(土)

寒い朝でした。

そんな中、生徒の皆さんは元気にレッスンにいらっしゃいました。

Sちゃんは、いつものんびりムードの女の子ですが、教室に着くなり「今、来るときに変な人がいたよ」と少し興奮して言いました。
その「変な人」は、Sちゃんの通っている学校の前あたりで、独り言を言いながら歩いていて、しかも「(ズボンの)前が全開」だったそうです。
身が引き締まるような寒い朝に、全開…。いったいどうしたのでしょうねえ。

Sちゃんに「前、開いてますよ、なんて言えないしね…」と言いました。
そして私が高校生だった頃の、思い出話をしました。

高校2年生くらいだったでしょうか…。
席替えがあり、私は最前列中央の席になりました。
お隣はヴァイオリン科の繊細そうな男の子。
ある日の国語の授業の時に、それは起きました。

黒縁の眼鏡に、少し癖のある黒髪を七三に分けた、国語の先生がいつものように教壇に立ちました。
人気がある先生で、なかなか素敵な先生です。

先生が教壇に立つと、私の目線は先生の腰のあたりの高さです。
先生はいつものように、教科書の説明をされています。
先生に目を向けると、なんと「全開」。
当時、花も恥じらうような年頃の私は、隣の男子に「先生、全開だよ」なんてことは言えず、驚きと笑いをひたすら堪えるのがやっとでした。
そして、先生が板書を始めて、再びこちらを向いた時…!
先生はいつものきりりとされたお姿になっていました。
全開にお気付きになったのでしょう…。
私は、さっきとは違った驚きと笑いがこみあげて、大変でした。
先生は、何事もなかったかのように授業をされてましたが。

そんな私の昔話を、笑って聞いているSちゃん。
朝から「変なおじさん」に会って、お気の毒でした。

さて、今日は生徒さんからかわったお土産を頂きました。
科学未来館の「ミドリムシクッキー」
「先生は、変わったものがお好きだと思って…」とのお言葉を添えて…。

有難うございます。
健康の為に、美味しく頂きたいと思います!

ミドリムシクッキー

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1月15日(月)

祭日が重なったため、月曜日の生徒さんは、今年初めてのレッスン日でした。
インフルエンザが流行していますが、お休みする生徒さんんもなく、皆さん元気に教室にいらっしゃいました。

そんななか、小学校4年生のG君にとって、今日は約一か月ぶりのレッスンでした。
昨年末の最後のレッスン日、ペットのワンちゃんに、血が止まらなくなるほど指を噛まれてしまいました。
そのため、レッスンをお休みしました。
G君の怪我はだいぶ良くなったようですが、痛々しい傷跡が残り、まだ痛みが残っているようでした。

とはいえ、とても元気で、近況をたくさん話してくれました。
サッカーを始めたこと。学校の様子…。
そしてお兄さんのこと…。

G君のお兄さんのE君も、教室の生徒です。
サッカーの選手を目指していて、年末にはスペインまで遠征に行きました。
南米やヨーロッパ各国が参加する国際試合です。

高校受験があるので、ピアノは2月までお休みをしています。
サッカーの結果が気になったので、G君に聞いてみると…
「あいつね(兄のこと)、試合前にバルセロナ(対戦相手)をコテンパンにやっつけてやる、ってラインしてきたのに、次にきたラインには、コテンパンにやられた、って書いてあったんだよ」とのお答えでした。

9対2で、惨敗のようでした。
ユースのチームとはいえ、かなりの強豪だったようです。
結果は残念でしたが、スペインでの経験はG君に大きな影響を与えたのではないでしょうか。
もっともっと頑張って、近所のサッカー場(味の素スタジアム)、世界のスタジアムで活躍するような選手になれれば…と思います。

「あっ。そういえば、先生にお土産買った、って言ってた。俺が持ってってやるって言ったのに、お前なんかに渡せないって言われた…」とG君が言葉を続けました。
多分、お兄さんは、教室への道中、幼い弟がお土産を食べてしまうことを懸念したのでしょう。
「(兄の言葉に)ムカついたけど、俺は大人だから我慢した。」G君はちょっと自慢気な顔をしてます。
兄弟、どちらが大人なんだか、よくわかりませんが、お土産はG君のお姉さんのNちゃんが、レッスンの時に持ってきました。

「お兄ちゃん、私にはお土産が無かったんだよ」
Nちゃんは、お土産のチョコレートをバッグから出しながら、口をとがらせて言います。
そしてレッスンが終わると「疲れた…チョコレートが食べたいな…」
Nちゃんは伏し目がちに言いました。

私は、Nちゃんの心中を想像すると、おかしくてたまりません。
(自分へのお土産が無い不満。先生のお土産はどんな味だろう。)

でも、もしかしたら、本当にチョコレートが食べたいのかな…とも思い、Nちゃんに「あっ、チョコレートあるよ。石垣島の塩チョコレート。食べる?」
私からの以外な答えに驚くNちゃん。
Nちゃんは、甘辛いそのチョコレートをひとかけら口に入れると、おいしい…と言いました。

本当は、お兄ちゃんのチョコレートの方が良かったのかな…。


E君からのチョコレートと、Mちゃんから北海道のお土産です。

生徒さんからのお土産

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1月13日(土)

土曜日は、9時からレッスンが始まります。
通勤時の寒さが身にしみます…。

ところが、南向きで、防音対策の二重窓完備の教室は、とにかく暑い。
今日もエアコンをつけてレッスンをしました。
もちろん冷房で…。

外が寒いからといって厚着をしてくると、とんでもないことになります…。

さて、今日は生徒さんから年賀状について、面白いことを聞きました。

年賀状に「隠れ文字」が沢山あるそうで、Sちゃんはその証拠で、私が送った年賀状をわざわざ持ってきてくれました。
Sちゃんは夢中になって「ここに、あけましておめでとうございますって書いてある」と言って、私の鼻先まで年賀状をもってきました。

うーん、何か書いてあるようだけど…読めない、小さすぎて。
付き添いのお母さんも、私もその文字は読み取れません。
Sちゃんは「虫眼鏡でみればわかるよ」と言いました。

今年の年賀状は、色々と隠し文字が印刷されているようです。
その文字や絵も気になりますが、私には年賀状のくじがあたっているかどうかも、気になるところです…。


2018の文字の消印の部分の真ん中と一番下の線のところに、「あけまして」「おめでよう」の文字
肉球の爪の部分に「FUJI」の文字(上)

くじの部分に犬の模様が…(下)

年賀状の隠し文字あけましておめでとう

年賀状の隠し絵 犬

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1月11日(木)

学校が始まり、子供たちはお休みモードから徐々にシフトチェンジしつつあるようです。

とはいえ、今年初めてレッスンする生徒さんは、玄関で「あけまして、おめでとうございます。今年も宜しくお願いします。」と言いながら、ぴょこんと頭を下げて教室に入ってきます。
小さな生徒さんが深々とお辞儀をする姿は、なんともかわいらしく、思わず微笑んでしまいます。

レッスンでは、楽しかった旅先や、田舎の話してくれる生徒さんも少なくありません。
お話だけでなく、美味しいお土産も沢山いただきました。
最近のお土産はどれも美味しく、感心するばかりです。

今日は形がおもしろい焼き菓子を頂きました。
ピアノを愛する人は、みな欲しくなるのではないでしょうか?

沼津市のベイク&ケーキ ペルルのフィナンシェ。(上)
蓋をあけると鍵盤が…(下)

ペルルの焼き菓子 蓋

ペルルの焼き菓子 中身は鍵盤のような焼き菓子

中身のフィナンシェは、美味しいお茶と一緒にゆっくり頂きたいと思います。

そしてもう一つお土産を頂きました。
来年受験を控えたRちゃんは、残念ながら塾の都合で、どこにも行けなかったそうですが、お母さんからのお土産で、秋田のバター餅を頂きました。 実は、最近あまり体調が良くないRちゃん。
今日も、なんとなく元気がありません。

お腹と頭が痛いそうで…。
よくよく話を聞くと、学校の小旅行と教室の席替えで問題がおきて、それが彼女の心に重くのしかかっているのでした。

ある班長さんが自分の好きな子だけを集めたことがきっかけで、それに対してなんの対処もしてくれない担任の先生にまで、不信感を持ってしまったようです。
楽しみなはずの小旅行も、あまり気が合わない同級生といかなければならず、うんざりしている様子です。

Rちゃんは、優しい性格で、つねに周囲の人に心を配るようなところが、小さなころからありました。
段々大きくなり、自我が目覚めてくると、周囲への優しさと、本当の自分の気持ちが、心の中でひしめき合って、ちょっと整理のつかないような心の状態になっています。
受験もストレスの一因でしょう。

「あまり深く考えない方がいいよ。また席替えがあるし、クラス替えもあるんでしょ。その間の数ヶ月なんて、長い人生の中のほんの短い時間なんだから。そういう人もいるのね…と、右から左に流そうよ。ね。」私がそういうと、Rちゃんは低い声で「はい」と言いました。

Rちゃんは気配りの人。
私に気づかいして、「はい」と、言ったのかもしれません。

でも、私の精一杯のエールでした。
Rちゃんの笑顔が、早く見たいです。

秋田のバター餅

生徒さんからお土産など、沢山いただきました。
有難うございます。
大切に頂きます!

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1月7日(日)

昨日からレッスンが始まりました。
皆さん、まだ学校が始まっていないので、なんだかゆったりムード。
私は、お休み明けでパワー全開、闘志がみなぎる…じゃあなくて、元気にレッスンが出来ました!
今年も楽しくレッスンが出来そうです。

今日はレッスンはお休みですが、日記を書きました。

年末のクリスマス会で、朗読をして頂いた荒木さんと新年会をしました。
場所は恵比寿のガーデンプレイス38階にある、「銀平」という和歌山の海鮮料理屋さんです。

荒木さんは詩吟の先生でもあり、昨年は朗読と詩吟のコンサートをしました。
また近い将来、コンサートをするそうで、その時にピアノ伴奏で詩吟を歌うようなことも考えているそうです。
もし実現すれば、何年か前の教室のクリスマス会で披露した、「静夜思」のピアノ伴奏バージョンを演奏することになるかもしれません。
ピアノバージョンは、私が尺八の伴奏を参考に編曲したものです。
新年早々夢のあるお話を伺いました。

さて、ガーデンプレイス38階の眺めは最高でした。
富士山がきれいに見えました。
「銀平」のお食事も、素晴らしかったです!
鯛めしコースがお勧めです!

ガーデンプレイス38階からの眺め東京タワー

恵比寿ガーデンプレイス38階からの眺め富士山

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1月1日(月)

明けましておめでとうございます!
本年も宜しくお願い致します。

今年も楽しくピアノを弾きましょう!

イラスト熊 イラスト犬 イラストウサギ

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