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4月24日(火)

「機能的にはどこもおかしくないんですけどね…」
調律師のSさんが、少し困ったように言いました…。

少し前から、ピアノから変な音が聞こえるようになりました。
打鍵すると、遅れてウヮンと耳障りな響きが後追いして聞こえてくるのです。

先週の金曜日に調律師のSさんに来て頂いて、あちこちみてもらいました。
弦の問題ではなく、フレーム(ピアノの木の部分)に何か起きているとのことでした。

Sさんはあちこちピアノの中を点検した後、鍵盤の端の方の裏側にある大きなネジを締めて、ソフトペダルを何回か踏んでみました。
すると、おかしな音が聞こえなくなりました。

「このネジ、ミッキーマウスに似ているでしょ。だから子供さんに一つちょうだい、なんて言われるんですよ。」と、Sさんが言いました。
ピアノの裏を覗き込んでネジをみると、なるほどミッキーさんのように見えます。

ミッキーマウスのような形のネジ

気温の変化などで、木がしまったり、ゆるんだりしてネジが緩くなったのでしょうか…。
異音の修理が、案外早く終わったので、通常の調律もしてもらいました。

そしてレッスンが始まり、3人目くらいの生徒さんがピアノを弾き始めると…また例の不快な音が聞こえ出しました。

Sさんに今日来て頂いたのは、この音を再度直してもらう為でした。

Sさんと約束したのが1時だったので、少し早く教室に行って、ピアノの音を鳴らしてみました。
ウヮン…ラの音を後追いするように響きます。

その後、何曲か弾いていると、なんと!全く変な音がしなくなりました。
Sさんとの約束まであと5分…。
えーっ、なんでー!焦りながら鍵盤をいくら連打しても、倍音を沢山含んだきれいなラの音が聞こえます。
異音がしないのは喜ばしいけれど、今はとりあえず変な音がして欲しい!?そんな気持でラを連打していたら、ついにSさん到着…。

事情を説明すると、まあとにかく見てみましょう…と言って、ピアノの中を覗き込みました。
そして、あちこちのネジを締めて…。

音に異常がないので、Sさんがお帰りになろうとしたとき、私が何気なくファのシャープを押すと…。
ビーン…今度は別種の異音が…。

Sさんが再度道具を出して、調律をします…。
「困ったもんだね…。機能的にはどこもおかしくないんだけどね」と仰いました。

気温や湿度の変化で、ピアノの音がおかしくなることはあるので、最近の寒暖差で音がおかしくなったのかもしれませんね。
人間だって、天候不順だと体調がおかしくなりますよね。

五月晴れでピアノの音が、安定することを願っています。

ピアノの中

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4月19日(木)

4月から幼稚園生になったMちゃんの3回目のレッスンがありました。

3月の体験レッスンでは、なにもかも初めてで、少し戸惑っているように見えました。
でもご自宅に帰ってから、「Mちゃん、ドが習いたいの!」と、お母さんに言ってたそうです。

まだ集中力が続かなくて…お母さんはそうお話していらっしゃいましたが、今日は丸、三角、四角の色分けや、鍵盤のイラストでドの音を探す課題を一生懸命やっていました。

とはいうものの、形の色分けでは、塗り絵に疲れるのか、「塗ってみる?」と、時々私に聞いてきます。
もうやりたくなーい!と、投げ出さず、自分だけ色を塗ってて悪いな…という気配りのニュアンスを醸し出しながら、拒絶の意思をやんわり表明する…。
生まれて何年もたたないのに、人を傷つけないで、自分の意思を伝えられる…Mちゃん。
私も、見習わないと…!?

そして今日はとうとうピアノで、ドの音を弾くことが出来ました。
小さな指で、8個のドを迷うことなく弾いています。

Mちゃんは、ピアノは椅子に座って弾くものと思っているらしく、たまに私と同時に椅子に座りそうになることがあります。
まだ椅子に座って弾くことはできないけれど、夏休みくらいには楽譜を見ながらピアノを弾いているかもしれません。

「色々な事を少しずつ」がモットーの小さな生徒さんのレッスンは、懐石料理のようです。
歌って、弾いて、動いて、聞いて、叩いて、書いて、描いて、考えて…。

そして今日は「寝て」が増えました。

レッスンが終わるとMちゃんはゴローンと床に寝てしまいました。
気持ちよさそうに…。

来週も頑張ろうね!
ドが弾けたら、次はレだからね。

床で寝そべる4才の生徒

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4月16日(月)

「先生、髪切った?」
K君のハスキーな声が玄関に響きます。

K君は4月から年中組になりました。
ピアノ歴は1年になるでしょうか…。

「うーん、先生、髪切ったよ。短くなったでしょ!」

私がそう答えると、K君は、ニコニコ笑いながらピアノに駆け寄りました…


ここ数週間は、体験レッスンや、発表会の準備で、大変忙しく過ごしました。

月末には、音楽教室時代の同窓会があり、身だしなみを整えたいところですが、忙殺されて美容院にも行けず…。

そして先週の土曜日、やっと時間がとれて美容室に行くことが出来ました。

美容室の先生は、若い頃芸能人や政治家のヘアメイクをされていて、髪の毛を切っているあいだ、知らない世界のお話を伺うのも楽しいです。

そんな先生に高校生の男の子の生徒の写真を見せました。
「先生、この子の髪、カットが左右違いますよね。ツーブロックらしいんですけど」
「えーっ。どれどれ…おかしいわよ。」
「私もこの子に、左右長さが違うよ…って言ったんですよ…」
と、言ったら、先生の美容師魂に火がついたのか、美しいツーブロック(頭の上の方の髪の毛を長く、脇は借り上げるスタイル)について、話始めました。
脇の方はこんなに剃り込まないで、私はバリカンじゃなくて鋏で丁寧に…等々

私のカットをしながら、お話は進みます。

「はい、出来上がりました。よくカットできたわ!なんて自分で言ったりして。」
「先生、自画自賛ですね…」と、親しき仲には礼儀無し的な冗談を言いながら、鏡の中の自分をみつめました。
目が悪いので、鏡に顔を寄せて…

「あーっ先生!凄く短く切ったでしょ!」と、私が驚嘆すると先生は「そんなこと言わないでよ。凄く悪いことしたみたいな気がするわ~」と言いました。

悪くはないけど…美容室を出ると、首筋にあたる風が、やたら冷たい。

ツーブロック的に、脇の毛が短くなってるのが気になります。

髪の毛が短くなった私

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4月7日(土)

土曜日は9時からレッスンがはじまります。
教室に着くと、一番にベランダに行って、お花に水をあげます。
最盛期より少し花は小さくなったけれど、こんもりと花束のように咲くパンジーは、本当にきれいです。

傷ついたパンジー

ところが昨日の強風で、花びらが傷だらけになってしまいました。
傷んだ花をはさみで切って、またきれいになったパンジーを眺めていると、インタフォンが鳴りました。
今日のレッスンの始まりです…。
どんな一日になるのでしょう。

私は休憩時間や、生徒さんが楽典の問題を解いている間、窓から景色を眺めることがしばしばあります。
たまに生徒さんを見かけることもあります。

今日は隣のマンション前にある駐輪場で、Rちゃんを見つけました。
こちらを見ているようなので手を振ってみましたが、残念ながらRちゃんには見えないようです。
Rちゃんは、ご両親と一緒に駅の方に歩いていきました。
夏には、お姉ちゃんになるRちゃん。
お母さんやお父さんを独占できるのも、あと少しかな…。

また、遅い時間に来るAちゃんのお母さんが、下のお子さんと歩いているのも見かけました。
離れたり、くっついたりしながら、隣の100円ショップに入っていきます。

お母さんは、以前教室でピアノを習っていました。
当時は、Aちゃんがお腹の中にいて、お母さんというより、お姉さんのような雰囲気でした。
今では立派なお母さんです。
二人の後ろ姿を見ながら、時の経過を感じました。

物思いにふけることもありましたが、面白いこともありました。

教室は照明が熱源となり、天気が良い日はかなり暑くなります。
今日は冷房をつけてレッスンをしました。
小学校3年生のY君は教室に入るなり、上着とトレーナーを脱ぎランニング1枚になりました。
冷房をつけていても暑いようです。

ランニングの下は、スウェットパンツです。わりとピッタリした感じの。

Y君は、いつもなにかしら服を脱ぐので、私は気にせずにレッスンをしていました。

レッスンのとちゅうで、付き添いのお母さんが入室してきました。
Y君の姿に一瞬驚き、こうつぶやきました。

「フレディー マーキュリーを目指して頑張ろう…」

思わず笑ってしまいました。
そういえば、クィーンのフレディ マーキュリーのような恰好だなあ…。

Y君が知らん顔をしてピアノを弾いているのが、また愉快です。

週末で、少し疲れがたまっていましたが、今日も楽しくレッスンが出来ました。

レッスンのあとに行った、パソコン教室では画面に広がる模様のようなプログラミングの文字が眠気を誘い、目が白目になりそうでしたが…。

窓から色々な景色が見えます…
3階が教室

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4月3日(火)

今日はレッスンの前に、パソコン教室に行きました。
ホームページ作成コースに通い、もう何年たつでしょう…。

今は、ホームページ作成ソフトを使わずに、自分でプログラミングしてホームページを作っています。
空気やムードを読み取らないコンピュータに、意図することをしてもらうのはとても難しいです。
正確に、コンピュータに分かる言葉で伝えなければならないからです。

リニューアルしたホームページをいつご披露できるかわかりませんが、地道にパソコン教室に通っています。

今日は、ホームページの中の教室の営業時間の部分の画像を作りました。
サイズやデザインを、試行錯誤していると、けたたましいサイレンの音が…。
パトカー、救急車、消防車…。
静かなつつじヶ丘で何が起きたのだろう…と、思っていたら、パソコンの先生が人身事故のようですね、と言いました。

パソコン教室に行くために、早めにつつじヶ丘に来たからよかったものの、レッスン時間に合わせていたら、きっと運転見合わせになっていて、教室には来られなかったでしょう。

パソコンの授業が終わり、教室に向かうと、駅前は何台もの消防車が止まっていました。
そして教室の窓から駅を見ると、上りの京王線がホームからずれて止まっていました。

人身事故があった踏切と、京王線

踏切での人身事故のようです。
線路付近で、警察官が右往左往しています。

故意に踏み切りに侵入したのか、事故なのかはわかりませんが、外を眺めていたらとても暗い気持ちになりました…。

でも、そんな気持を忘れるくらい元気に、子供たちが教室にやってきました。

最近、3名の小さな生徒さんが「歯が抜けたー!」と言って口の中を見せてくれました。
歯が抜けることは、小さな子供たちにとって大事件のようです。

今日も一人、大きな口をあけて小さな「大人の歯」を見せてくれました。

「歯医者さんで歯を抜いてもらったー」Sちゃんが言いました。

Sちゃんの口のなかにはハートのような形の歯が出ています。
「生きてるって感じだね」
下唇をを引っ張て、更によく歯を見せようとするSちゃんに、笑いながらそう言いました。

何年かあとに、この写真をSちゃんに見せてあげましょう…!

歯が抜けた生徒のSちゃん

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