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5月26日(土)

今日は午後からの生徒さんが運動会で欠席なので、教室に一番近い小学校の運動会の見学をしました。
教室の生徒さんが沢山参加しているので、応援もかねて…。

レッスンが1時過ぎまであったので、すでに大半の競技は終わっていました。
学校に着くと、20番目の1年生の玉入れが始まるところでした。

生徒のSちゃんとMちゃんを探しましたが、体操着姿の子供たちは皆同じように見えてしまい、見つかりませんでした。

そして競技が終わり少し場所を移動しようとしたら、次の演目にそなえて移動中のG君に会いました。
G君は先日私にプログラムをコピーしてくれた生徒さんです。

G君に「頑張ってね」と言うと、少し緊張した表情で首を縦に振りました。
G君は高学年の表現(組体操に表現が付いたような演目)に出たあとに、紅白リレーが控えてます。

高学年の表現は、素晴らしい出来栄えでした。
きっと全員で一生懸命練習したのでしょうね。
演技する子供たちの自信に満ちた表情が印象的でした。

そしていよいよ運動会の花!高学年のリレーが始まりました。
G君は6番走者です。
私の前を2位で通過、足が速く1番との差を縮めますが追いつかない!
もう少し長い距離走ったら、追い抜けたかもしれません。
その後アンカーの走者も順位を変えられず、残念ながら2位で終わりました。

久し振りの運動会、とても楽しかったです。
次回のレッスンの時に、運動会の感想を生徒たちに聞いてみましょう!


1年生の玉入れ(上)
表現(中)
G君の雄姿(下)


玉入れ

表現

リレー

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5月21日(月)

「先生、はい、これ。」
そう言ってG君が差し出したのは、今週末近所の小学校で開催する運動会のプログラム。

先週のレッスンの時に、G君が運動会の練習や競技のことを沢山話してくれました。
運動会の日は、レッスンに来られない生徒さんが沢山いるので、応援しに行こうかな…と、G君に言うと、「じゃあ、俺プログラムをコピーしてくるよ」と言いました。

渡されたプログラムのコピーは、裏表を別々にコピーして、2枚が糊付けされて1枚になっていました。
その2枚が上下逆さに糊付けされているので、手前からめくるように裏返さないと演目のページが逆さになってしまいます。
でも、わざわざコピーして持ってきてくれた気持ちが嬉しくて、ファイルの間に大切にしまいました。

そのG君が、レッスン中、奇妙なことを言い出しました。

「俺、ピアノの弾き比べで、ショパンに勝った。」

「え゛っ!?」

「ピアノを弾いて、勝ったんよ!」

「え、それどういう意味??」

「夢の中で…」

「ああ、夢ね。…で、なんの曲を弾いたの?」

「木馬の兵隊さん」

もうダメ、こみ上げる笑いが我慢出来ません。
「木馬の兵隊さん」はかわいらしいフランス民謡で、初めての発表会でG君が弾いた曲です。全部弾くのに1分かかりません。

「どこでピアノの弾き比べをしたの?」

「スペインのサクラダ・ファミリア教会」

「誰が審査員だったの?」

「先生」

「えー!?そうなの。手前味噌というか判官贔屓というか…。」

いったいショパンは何を弾いて、G君に負けたのでしょうね。
で、なんで私が審査員なんだか。

G君の「超ウケる」夢のお蔭で、久しぶりに大笑いしました。

運動会のプログラム

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5月18日(金)

暑い日が続きます。

教室は冷房がフル活動しています。
子供たちは、すっかり夏の装いです。
素足にサンダル…が気持良いのですが、教室内では衛生面から、室内では靴下またはスリッパの着用をお願いしています。
ペダルを踏む時も、素足ではできないですものね!

今年もご協力お願い致します。

今日は今月からピアノを始めたYちゃんからレッスンが始まりました。
長女のYちゃんは、妹やまだ赤ちゃんの弟と一緒に教室に来ています。
幼稚園生の妹さんは、お姉さんのレッスンを待つ間、静かに絵を描いて待っててくれました。

生徒の妹が描いた絵

Yちゃんのレッスンが終わると、妹のKちゃんがこんな絵を見せてくれました。
私を描いてくれて、しかもプレゼントしてくれました。
実物よりも細く描いてくれて有難う!
嬉しいです!!

Yちゃんは2年前からピアノが習いたくて仕方がなかったそうです。
妹や弟が少し大きくなって、今年やっと教室に通えるようになったそうです。
2年ぶんの思いを込めて、一生懸命ピアノを練習しています。

そして、他の生徒さんも発表会に向けて頑張って練習をしています。

今年初めて発表会に出るHちゃん。
小学校2年生の女の子です。
ピアノを始めたのは、幼稚園の年中組のとき。

発表会は恥ずかしいから出ない…の一点張りでした。
そしてお母さんは、仕事の都合がつかないので、発表会は欠席します、と仰っていました。

そんなYちゃんが、発表会に出るきっかけになったのは、1枚の写真です。

教室の出窓に、昨年のクリスマス会の時の集合写真が飾ってあります。
Hちゃんは、その写真を熱心に眺めていました。
同級生や、同じ学校の上級生を見つけて「あっ○○ちゃんだ!」と呟いていました。

Yちゃんは積極的にピアノが習いたいというタイプではなく、むしろご両親のピアノが弾けるようになって欲しいというご希望から、ピアノを習っているようでした。
というわけで、練習もやったり、やらなかったり…かなりムラがありました。

そんなYちゃんが発表会に出たい…と、言い出しました。
沢山練習しないと、発表会に出られないよ、と、私が言うと「練習するよ」と言いました。

練習する…と言っても、初めはかなりのスローペースでした。
でも弾けるようになってくると面白くなったのか、練習量も増えて、最後まで自信をもって弾けるようになりました。

4月末までに発表会の申し込み書を提出することになっていましたが、Yちゃんはいつまでたっても申込書をもってきません。
お母さんに連絡すると「仕事の予定が立たないので、今年も不参加で…」とのお返事でした。

残念だな…そう思いながら、Hちゃんのレッスンをしていました。
すると、Hちゃんがピアノを弾く手を止めて「これぐらい弾ければ発表会に出られる?」と私の表情を窺うように言いました。
私は一瞬言葉に詰まりましたが、「お母さんが、発表会は出ないって言ってたよ」と言いました。

Hちゃんは言葉を失いました。
驚き、喪失感、落胆…そんな表情でした。

「お母さん、お仕事が忙しいんだって」
「そうなんだ…じゃあ、発表会に出なくてもいいや…」

その後、茫然としたまま教室をあとにしたHちゃん。

Hちゃんの表情が忘れられなくて、レッスンとレッスンの合間に、お母さんに電話をしました。
ご自宅で、一人で沢山練習していることは、お母さんもご存じでした。
教室でのHちゃんの落胆ぶりをお話すると「わかりました。本人と相談します。そして発表会に出られるようにします。」と仰いました。

今日もHちゃんは、発表会で弾く曲を楽しそうに弾いてました。
そして私が「同級生のYちゃんやNちゃんも、発表会の曲を頑張って練習している」と言うと、Hちゃんは笑顔になりました。

1枚の写真が、そしてお友達が、Hちゃんのヤル気スイッチを押してくれたようです。
ご父兄のご協力にも感謝したいです。

レッスンが終わり、玄関までHちゃんを送り出しに行きました。

「私、高校生くらいまでピアノを続ける…」

Hちゃんは少し恥ずかしそうに言って、ドアから手を放しました。


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5月12日(土)

4月から、調布市の小学校は、第二土曜日が登校日になりました。
授業はお昼までなので、午前中はお休みする生徒さんが多く、少しのんびりしたレッスン日となりました。

外は良い天気。
今年もやってきたツバメのご夫婦が、青空を元気よく飛び回っています。
…毎年彼らの巣は、駅の花屋さんの壁。
既に巣作りも済んでいて、ヒナがかえるまで時間の問題かもしれません…

こんな日は外に出たい!!!

そうだ仙川に行こう!
仙川はカフェやおしゃれなお店が何軒もあり、楽しい町です。

お散歩して、ホームセンターで、ベランダのお花の為に土を買ってこよう!

80分の空き時間は、仙川行きに決まりました。

京王線の各駅停車で一駅乗って、仙川駅に到着。
雑貨店などをウィンドウショッピングしながら、ホームセンターに行きました。
今日は、お花の土も欲しかったのですが、実はもう一つ欲しいものがありました。

「鉄仮面」という、厳めしい名前のついた変わりメダカです。
先日、友人とホームセンターに行った時に、そのメダカを見つけて、欲しくてしかたがなかったのですが、メダカを連れていてはゆっくり女子会はできないので、その場は諦めました。

鉄仮面は、頭の先から尾まで背中がメタリックに輝く、とても美しいメダカです。
一匹税抜き750円。ちょっと高いけど…買ってしまいました。

そして、ピカピカメダカのご夫婦を連れて、足取りも軽く仙川駅へ…。

時はお昼時、駅前の「アンデルセン」で、美味しいパンを頂きました。
…このパン屋さんは、店内でパンを食べると、無料でコーヒーを出してくれます。

午後のレッスンも頑張ろう!
お客さんに品物を渡す、パン屋さんの笑顔をぼんやり眺めながら、そう思いました。


横から見るとただの白メダカ

鉄仮面メダカ

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5月9日(水)

寒い日が続きます。
そしてぐずついた天気…。
5月といえば、花が咲き、蝶が舞い…心浮き立つようなイメージですが…。

生徒さんたちも、コートを羽織ったり、ダウンジャケットを着込んだり、季節外れの防寒対策をされているようです。

こんな憂鬱な天気でも、小さな子供たちは超元気です。

保育園が終わったあとに、教室にきているRちゃんもその一人。
レッスンが始まるのは、19時前。
大人の想像だと、小さな子供は就寝時間も近く、ウトウトしながらピアノを弾いていて、大丈夫?と、思ってしまいますが、保育園の生徒さんは、お昼寝効果で信じられないくらい元気です。

さて、今年年中組になったRちゃんは、4月生まれ。
保育園の同級生のなかでは、一番のお姉さんです。
かなり滑舌が良く、ボキャブラリーが多いので、声だけ聞いていると小学生のようです。

今日は大きな声で楽しそうに歌をうたっていたかと思うと、急に同級生の男の子に意地悪をされた話を始めました。

Rちゃんは、今色々な音符の長さや名前を憶えています。

私が作ったプリントの問題を解きながら、今日遭った理不尽な出来事を、大人のような口調でぐちっています。

その様子は、会社の上司の文句を言ってるOLさんのようです。
ふーん大変だったね…私もついKちゃんと女子トークのようになってしまいます。

ところで、今日Kちゃんが解いていた手作り問題は、この年齢のお子さんにはかなり難しい問題でした。
今まで習った7つの音符や休符、全てが出てくる音符の長さの問題です。

お皿のなかの音符が四分音符4つ分になるように□(四角)の中に音符を書きましょう。

お皿によって音符や休符の数が違い、□も一個だったり、二個だったり…足し算と各音符の長さを覚えてないとできません。
問題の一番最後は全音符!全音符は一つで四分音符4つぶん。□の中には音符は書けません。

さて、Kちやんは出来たでしょうか…。

最後のひっかけ問題まで、一人で間違えなく解くことができました。

それは、Kちゃんだけでなく、一年間寄り添ってきたお母さん、私も嬉しい一瞬でした。
そして、この年齢の子供の理解力の凄さにも驚きました。
ますますKちゃんが大人に見えます。

Kちゃんの後の時間には、大人の生徒さんが来ます。
お仕事が忙しくて、しばらくお休みをしていたFさんが、今日二か月ぶりに教室にいらっしゃいました。
Kちゃんとは、年齢差が半世紀以上…。
でも、ピアノ歴はKちゃんの方が長いので一応先輩。
KちゃんはFさんに、ねぎらっているふうな感じで挨拶をして帰っていきます。
しばらく休んでいたFさんを心配して「おじさん、来ないね」とぼやくこともありました。

そして今日、エレベーターのところでFさんに再会したKちゃん。
「おじさん、来たー」嬉しそうに言ったそうです。

Kちゃんとすれ違ったFさんは、「おじさんって言われたことあんまりないからなあ…」と、笑っていました。
お嬢さんの結婚式で、ピアノを弾くのが夢のFさん。
まだまだ仕事も気持ちも現役で、おじさんという言葉は、しっくりこないのかもしれませんね。

Fさんが復活して、50歳違いの生徒さんの楽しいやりとりがまた見れて、私は嬉しいです!

今日最後の生徒さんから静岡のお土産を頂きました。
大学の先輩が演劇の脚本を書いたとかで、その舞台を見に行ったそうです。
イプセンの「民衆の敵」を、観客参加型の現代劇に直したそうです。
難しそうですが、ちょっと見て見たくなりました。

静岡のお土産イチゴこっこ

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5月3日(木)

昨日の雨風が嘘のような好天気でした。
今日は祭日ですので、レッスンはお休みでした。

というわけで、教室からバスで15分ほどのところにある、神代植物公園に行きました。
同伴者は、日頃お世話になっている美容院のK先生と、教室のクリスマス会の時に朗読をしてくださったAさんです。
Aさんは詩吟の先生でもあります。

お二人は独自の世界をお持ちで、いつも楽しく過ごすことができます。
美容も、朗読、詩吟も自己表現であることは間違いないので、ピアノの世界と共通することも多く、学ぶことが沢山あります。
人生の先輩でもあるお二人のお話は、聞けば聞くほど深いのです…!


私は新宿駅を利用してつつじヶ丘に通勤しています。
お二人との待ち合わせの時間に合わせて、新宿駅で電車に乗り込むと電話がかかってきました。
「あっ、今、駅にいます」
K先生の声です。
待ち合わせの時間まで30分もあるので、新宿駅にいるのかと思って、電車から降りて周りを見回しました。
すると「今、つつじヶ丘駅のバス停にいます」とK先生が言いました。
えっ!もう、つつじヶ丘!?しかも待ち合わせはつつじヶ丘駅改札口…。

慌てて電車に乗って、つつじヶ丘駅には15分で着きました。

改札口を見回してもK先生がいない!
K先生に、電話をかけると「教室の前にいます」
「先生!Aさんとの待ち合わせが改札口なので、改札に来て下さい」
そう言って電話を切ると、数分してK先生が現れました。
右手にアイスクリームの袋を提げて…。

先生は、つつじヶ丘に着くと、アイスクリームを召しあがったそうで、私とAさんの分も買って頂いたとか…。
…待ち合わせの時間まであと10分…Aさんはまだ来ない。

そして追い打ちをかけるように、Aさんから「電車がいつ着くかわかりません。15分くらい遅れるかも…」とのメールが…。

待ち合わせの30分前に来て、アイスクリームを買って待ってくださっているK先生と、15分遅れそうなAさん。

うーん。もう茫然とするしかありません。

とりあえず、アイスクリームは教室の冷蔵庫保管して、Aさんが来るのを改札口でまちました。
Aさんは5分ほどの遅刻で、つつじヶ丘に到着しました。

…自主自立した(?)お二人との楽しい一日の始まりです。

深大寺行きのバスに乗って、「上の原小学校」で途中下車しました。

停留所を、つつじヶ丘方面に少し戻ったところに、蕎麦の名店「末広」あります。
Aさんも、K先生も、ここのお蕎麦の大ファンです。
今日、つつじヶ丘に来たのは、お蕎麦を食べるのも目的のひとつでした。
3人とも、野菜天ざるを注文しました。
季節のタケノコの天ぷらが絶品でした。
タケノコの大きさにもびっくり!

ところで、このお蕎麦屋さんに来ると、必ず知っている方に会います。
たいてい生徒さんですが。
今日も、小学生2年生のYちゃんと会いました。
ご家族で、ランチを楽しんでいらっしゃいました。

再びバスに乗って「神代植物公園」に向かいました。

眩しい太陽の下、今が盛りのバラやシャクヤクが美しく咲いていました。
そして一面に漂うバラの香り…。

バラに癒される、素敵な一日となりました。

8日からバラフェスタが開催されるそうです。
お花に興味のある方は、おすすめです!
ただし、帽子や日傘を忘れずに…。

神代植物公園

ピンク色のバラ

赤いバラ

薄ピンクのバラ 大輪のバラ


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