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10月31日(月)

今日はハロウィン。

ここ数年日本でもハロウィンが定着して、この時期になるその話題がニュースで聞かれるようになりました。
教室にもネズミの仮装をしたままレッスンにやってきた生徒さんがいました。
幼稚園でハロウィンパーティーがあったそうです。

頬にひげ、鼻の先が黒くなった女の子にピアノのレッスンをしたのは初めてでした…。

そして本来なら大人が子供にお菓子をあげるのでしょうが、今日は私が生徒さんからお菓子を頂きました。

明日から11月だというのに、教室は寒さ知らずでした。
ラストの生徒さん…20時からのレッスンでした…では、冷房を付けてレッスンをしました。
防音のための二重窓と分厚い防音扉、頭の上から煌々とピアノを照らしているスポットライトが熱源となって、生徒さんを常夏のピアノ教室にいざなっているのでしょう。
汗をふきながらハノンを必死になって弾いているNさんが気の毒になって、冷房のスイッチを入れました。

ドイツ文学を勉強されているNさんは年末までに論文を仕上げる…という大仕事があるのに、いつも頑張ってピアノの練習をされています。
今日はお疲れがたまっていたのでしょうか、自分が弾きたいように手が動かずお困りのご様子でした。
これから季節も厳しくなってきますので、たまには息抜きをしてお体を大切にしてくださいね。

「Bis Montag !Tschues!(また月曜日にね!じゃぁね!)」
Nさんがお帰りになる時に、ドイツ語で言ってみました。
笑いながらNさんが「Tschues」と返してくれました。

先日ちょっとした偶然でドイツ人の古い友人をネットで見付けました。
年を重ねて感じが変わっていましたが、元気そうで安心しました。

ドイツ語が少し懐かしくなりました…。

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10月27日(木)

Rちゃんから菓子パンの差し入れを頂きました。

Rちゃんが、電車で教室に来るようになってもう何年になるのでしょう。
小学校5年生くらいの時に多摩市に引越して、それ以来滅多に休むことなく教室に通っています。

今年中学生になったRちゃんは、テニス部に入部しました。
部活は思っていたより何倍も厳しく、土日も練習があるそうです。
勉強も忙しいうえに、最近は合唱コンクールの伴奏まで引き受けて、本当に大変そうでした。

小さな頃から落ち着いた雰囲気があるRちゃんですが、最近は疲れの色が顔に出ていて気の毒なくらいです。

レッスンのあとに塾に行くので、今日も大急ぎで帰り支度をしているRちゃんが、なにやら包みをさしだして、「先生パンです。食べてください」と言いました。
袋の中には、揚げパンと、大きなカレーパンが入っていました。

戸惑った私はRちゃんに「なんで?どうしたの?」と質問しました。
Rちゃんは「先生、お腹が空くだろうな、と思って…。私も一つ買って食べました。だから食べてください」と答えました。

どうやらRちゃんは、自分のおこずかいでパンを買ってきてくれたようです。
あとでお母さんにお礼のメールを送ったところ、お母さんはパンについて何も知らず…最近疲れて練習が出来なくて、先生に悪いと思ったのでしょう。多分娘の気持です…とのお返事を頂きました。

レッスンの最後にRちゃんに一つ質問をしました。
「Rちゃん、今なにが一番したい?」
Rちゃんは迷わず「寝たいです」と答えました。

私は「やっぱりね」と答えました。

Rちゃんの生活がもう少し落ち着くまで、のんびりピアノは進めることにしましょう。

Rちゃん、体に気を付けて、頑張って!

食べ盛りの中学生らしい
チョイスのパン

生徒からもらったカレーパンと揚げパン

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10月25日(火)

今日は回数調整でレッスンがお休みです。
朝から今日という日をどのように過ごそうか、考える間もなく宿題にとりかかりました。

昨日のレッスンで、Rちゃんから紙ルービックキューブなるものをもらいました。
1から8までの数字が書いてある紙を折りたたんで、4面に同じ数字を並べるパズルです。

楽典の宿題を忘れてレッスン時間に解いているRちゃんが、レッスンバックから一枚の紙を出して「今日学校で先生から教えてもらったパズル…4までは出来たけど5とか6は難しくて…」と言いました。
Rちやんは小さな手で紙を折りたたんで1を4面に並べました。
「えっ…ああそうやるのね。へー。」私は1枚の紙でこんなパズルが出来るんだ…と感心しながら少々いじっていたら、5を並べることに成功しました。
Rちゃんが宿題を終わらせるまでに「6」も…と思ったのですが、これは難しくて断念…。

その後レッスンの空き時間にトライしてみるものの成功せず、段々目が疲れてきました。

そうだ、ラストの生徒さんは現役の大学院生のNさん…彼にやってもらおう!!
と、勝手に決めてNさんがいらっしゃるのを待ちました。
そしてレッスン終了後に、トライしてもらいました。

数分後、「うーん。できませんね。うちに帰って同じ物を作ってやってみます。」と、残念そうにおっしゃいました。
紙とペンをお渡ししようとしたら「僕は平成生まれだから…」とつぶやきながら、Nさんはスマホで紙の裏表を撮影しました。

そして今日…私は朝いちでパズルに挑戦しました。
なんと!数分で「6」「7」「8」全てクリアできました!
朝の脳みそは平成生まれのようにフレッシュ!?

Nさん!もうパズル、できましたか?
日記をご覧のみなさんも、お手隙な時にぜひ挑戦してください!
頭の体操になりますよ!


一枚の紙の裏表に数字を書き
中央とその両横に切れ込みを入れる(下)

  
紙ルービックキューブ 紙ルービックキューブ
  

完成!

4面が6に揃ったパズル 4面が7に揃ったパズル 4面が8に揃ったパズル

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10月22日(土)

もうすぐハロウィンということで、Aちゃんがお母さんと一緒に作ったお化けのクッキーを頂きました。
「おいしいうちにすぐたべてね」と書かれたメッセージどおり、帰宅後すぐにお味見させて頂きました。
バターたっぷり、甘さ控えめで、とても美味しかったです。
ありがとうございました!

ハロウィンのお化けのクッキー

今日は男の子の生徒さんが多いのですが、その一人中学生のS君が写真を見せてくれました。
それは修学旅行で撮った1枚の集合写真でした。

少し前に、同じく中学生のE君と学校の話をしている時にK君の話がでました。

K君は小学生の頃に教室に来ていて、体を動かす方が好きだということで教室を辞めた生徒さんです。
K君とE君は同じ小学校だったので、てっきり同じ中学に進学したのかと思い、K君のことを話題にしたのでした。
E君が「Kは俺の学校じゃなくて、T中学に進学したよ。」と教えてくれました。
T中学といえば、S君の中学…こんどK君のことをきいてみよう…とE君に言いました。

そしてS君に、K君が以前教室に来ていたことを、2週間くらい前のレッスンの時に言いました。
思わぬところで同級生、しかもクラスメートの話が出てS君はとても驚きました。

教室にレッスン風景を写した古い写真があることを思い出して、戸棚の中を探しました。
K君が幼稚園の頃の写真がすぐにみつかりました。

ファイルに入ったその写真を見たS君は、さらに驚いているので、「K君、すごく変わっちゃった?」と聞きました。
「顔が少し角ばったかな…。今度Kの写真を持ってきます。」と言いました。
「そうなの…。昔はかわいかったんだけどな。幼稚園の頃は女の子にモテモテで…。もう少しここ弾いてみようよ、何て言うと「もういいのっ!」とか言ってぐずったりして…」
S君の顔には困惑、驚き、笑い…複雑な表情が浮かびました。

集合写真にはお寺をバックに男女半々くらいの数の生徒が笑顔で写っていました。
S君が、Kがどれだかわかりますか?と言うので、色白だったからこの子かな…と言って一人を指さすと「違います」とS君が答えました。
じゃあこの子でしょ…背が飛びぬけて高い男の子を指差すと、やはりそれはK君でした。
「Kは今でもモテモテです…」S君が笑いながら言いました。

小学生の頃とは随分印象が変わってしまったK君ですが、時々お見かけしたお父さんによく似ていて驚きました。

S君は修学旅行で撮った他の写真も見せてくれました。
K君を被写体にして、昔のプロマイド写真のように撮した写真もありました。
もしかしたら私に見せようと、かっこよく写したのかもしれませんね。

久し振りに見たK君の成長ぶりには驚きました。子供の成長は早いものですね。

そして受験を控えても頑張ってピアノを続けているS君、K君はモテモテと言ってたけれど、ピアノが弾ける男子はカッコいいし、モテモテだって聞いたことがあるので頑張ってピアノを続けてくださいね。
受験が終わるまでは、弾きたい曲をのんびり練習しましょうね!

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10月20日(木)

暑い!もうすぐ11月だというのに!!!!
衣替えしてしまったことを後悔する日々が続きます。

なけなしの夏服を着て教室に来たら…。やっぱりとにかく暑い。
ベランダのシクラメンは、茹であげたかのようにダラダラとのびていました。

どうやらシクラメンが熱中症になったようです。

シクラメンといえば冬の定番のお花。南向きでガンガン日が射しているベランダの暑さに耐えられるはずがありません。
しなだれているシクラメンの横で夏の花ペチュニアが勢いよく咲いているのがなんとも対照的です。
急いで教室にシクラメンを入れて、お水を少しあげました。

今日最初の生徒さんは狛江市から通っている大人の生徒さんでした。
夏の挨拶「暑いですね。」で、教室に入ってこられました。
こんなに暑いのに、狛江の小学校でインフルエンザが流行して学級閉鎖になったんですよ…と、Tさんはなかば呆れてお話していました。

この異常気象、いつまで続くのでしょうね。

レッスンが終了したのは9時でした。
室内でリハビリしていたシクラメンは見事に復活しました。
明日の天気がどうなるのかわからないので、とりあえずリハビリ病棟(室内)にシクラメンを残したまま帰宅しました。  

茹であげたシクラメン?

萎れたシクラメン

リハビリで復活!

復活したシクラメン

凄い生命力

萎れたシクラメン 復活したシクラメン

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10月18日(火)

また夏に戻ったかのように暑い日でした。
子供たちも、サンダルにTシャツ…といった夏の装いに逆もどりしていました。

Kちゃんのレッスンは4時過ぎに終わりますが、日が傾いても一向に涼しくならず、レッスン中はエアコンをいれました。
Kちゃんが帰り支度をしていると、付き添いのお母さんが「次の生徒さん、来ませんね…」と心配そうに言いました。
次に来るYちゃんは病気で2回レッスンをお休みしています。

Kちゃんが帰ってしばらくすると、インタフォンが鳴りました。
Yちゃんのお母さんの顔がモニターに写りました。
教室の玄関に出て待っているとドアが開き、お母さんとその陰に隠れるような感じでYちゃんが立っていました。

Yちゃんは見たところ元気そうですが、いつものような笑顔は無く暗い表情です。
お母さんのお話では、まだ体調は回復していないそうで、学校から帰ってくると疲れ切っているとのことでした。
病気の症状がストレスとなり、それが疲れとなりクタクタになってしまうようです。

ピアノを練習する元気もなく、練習しないで教室に行くのは気がかりで、それが更なるストレスになっている、だから体調が戻るまでピアノはお休みしたい…。

そんなお話をお母さんから伺っているあいだ、Yちゃんはお母さんの横で寂しそうな表情で立っていました。

Yちゃんはピアノが大好きで、いつも練習を沢山して教室に来ていました。
出来ないことは克服したい、という負けず嫌いの頑張り屋さんです。
そんなYちゃんが練習ができないなら、ピアノを辞めたいというのは、彼女の性格を考えれば理解できないこともありません。
でも練習しないからではなくて、練習できないから大好きなピアノを辞めてしまうのは、何か納得できません。

いつも「練習してね」と言っている私が「練習しないでいい」と言うのも変ですが、「練習」の為にYちゃんからピアノを遠ざけるのはもっとストレスになりそうな気がしました。
入会当初からピアノが大好きで、新しくピアノを買った時はずっとピアノを弾いていたというYちゃん。
発表会の時も音の出し方までこだわり、なかなかできなかった脱力や、腕や手首を使った奏法を、出来るまで辛抱強く何回も何回も、手が痛くなるまで練習していました。

本当にピアノが大好きなんだな…そんな感じを受けるYちゃんだから、出来ない練習は無理にしない、出来る事を続けて、体調の回復を待てばよいのでは…と思えるのでした。

「じゃあ、練習をしないで、教室ですぐに弾けるような曲をしばらく練習してみませんか?例えば簡単な連弾だとか。」
お母さんに提案しました。

Yちゃんの表情が緩み、お母さんの顔を見上げて「連弾したーい!」と言いました。
お母さんもピアノを辞めてしまうことに関して否定的だったようで「私も、ピアノは続けた方が良いのでは…思っていたんですよ。病気もピアノの音を聞いたりしていれば良くなるんじゃないかと…。」
お母さんも嬉しそうです。少し前向きになったYちゃんにホッとされたのかもしれません。

お話合いでレッスン時間は短くなりましたが、次の生徒さんが来るまでまだ少し時間があります。

教室の楽譜棚から連弾の楽譜を引っ張りだして、Yちゃんに曲を選んでもらいました。
「よろこびのうた」の楽譜を見ながらベートーヴェン知ってる!とYちゃんが言うので、少し練習して二人で合わせて弾いてみました。
もっと弾いてみる?と聞くと「うん!」と元気よくYちゃんは言いました。

数曲弾いた後、Yちゃんに次のレッスンはどうしたいか聞いてみました。
「家での練習はきついから、また来週ここで弾けるような曲を、先生は選んでおけばいい?楽譜は渡さない方がいいよね。」
するとYちゃんは迷わず「うちで少し練習してみたい!」と言いました。

「じゃあ次回のレッスンの時に楽譜を渡すね。」
少し明るくなったYちゃんにホッとするとともに、無理をしないでのんびり、ほどほどに頑張って、早く元どおりのYちゃんになって欲しいと心から思いました。

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10月14日(金)

外は寒いのに教室は暑い…毎年のことながら、スポットライトに照らされながらのレッスンは常夏の南国のようです。
とはいえ、ベランダは冬の花、シクラメンが可憐な花を咲かせています。

今年は花屋さんで何鉢もシクラメンを買いました。

10月に入ってから雨が続き、乾燥が好きなシクラメンは、雨水が当たり弱ってしまいました。
みるみるうちに枯れていくシクラメンは自宅に持ち帰って、日当たりが良いお庭でリハビリ中です。

お花がないベランダは寂しいので、お花を探しにまた花屋さんに行くのですが、まだパンジーやビオラも店頭にでていないので、結局シクラメンを買ってきてしまう…。

シクラメンは土に葉が当たらないくらい浅く植えると良いようで、三度目に買ったシクラメンは元気にベランダで花を咲かせています。
天気が安定してきたからかもしれませんね。

私がいつもお花を買っている花屋さんは教室から15分くらい歩いたところにあります。
今様のお洒落な花屋さんではなく、とにかく一杯花を仕入れて、安く売っているような昔ながらの花屋さんです。

私は、ちょっと不愛想で無口な花屋のおじさんにいつも気後れしてしまうのです。
ペットや植物を売っているお店の人は、お客さんに媚びない方が多い気がします。
物言わぬ動物や植物を相手にしているので、人を相手にする商売の人とは違う感性が働いているのかもしれません。

そんなお花屋さんのおじさんですが、何回もシクラメンを買っているせいか顔を覚えてくれました。

今日は思い切っておじさんに、シクラメンが度々元気が無くなる話をしました。
おじさんは、水のやり過ぎじゃないの…とお釣りを出しながら答えてくれました。
水は上げてないけれど、ベランダで雨水が当たるから…と、私が言うと「あーあー、今年は雨が沢山降ったからね!うちはねカランコエが全滅したよ。外のそこいらに置いといたら、売る前に全部ダメになっちゃった。」
どうやら大雑把で、ざっくばらんななおじさんのようで、見た感じとのギャップに驚いてしまいました。

今日は、自宅用にシクラメンを一鉢買ってきました。
これで280円!安すぎです。
値段も大雑把な花屋さんのようです。

ガーデン

今日ラストの生徒さんは医療関係のお仕事をしているKさんでした。
レッスンが終わると彼女と玄関先でいつも立ち話をしてしまうのですが、今日は日曜日に餃子フェスに行くと楽しそうに話していました。
Kさんは以前にも餃子フェスに行ったことがあるそうで、その時はお友達と二人で餃子を2万円近く食べたそうです。
スマホに保存してあるその時の領収書を見せてくれました。
「正」の字が沢山書かれた領収書、28皿(一皿に餃子6個入り!)分の値段が書かれていました。
細かい数字は忘れましたが19000円超!!!

うーん若いって素晴らしい。
日曜日も沢山食べるんでしょうね。
お腹をこわさないように!

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10月11日(火)

寒い一日でした。
急に寒くなったせいか、風邪をひいている生徒さんが急増しています。
咳が止まらない生徒さんが今日も何人いらっしゃいました。

今月から入会したMちゃんもその一人で、元気そうにしているのですがゴホゴホ咳が止まりません。
週末に向かって悪くならないと良いのですが…。

そんなMちゃんの前に来ているKちゃんはMちゃんの同級生です。
二人は同じ学校に通う一年生です。
クラスは違いますが、その小学校は一学年二クラスしかないので、お互いに何となく知っているのでは…。
と思っていたら、MちゃんはKちゃんのことを「知ってる!」と言い、Kちゃんは「知らない。」と言います。

そんな二人が今日は教室で初めて出会いました。
「こんにちは」もない微妙な雰囲気が漂う二人…。
お互いをまじまじと見ながら、Kちゃんは「(Mちゃんのことを)知らない」、Mちゃんは「しょっちゅう会ってるんだけど…」の会話(?)がやっと成立しました。
これからは学校で会ったら挨拶ぐらいはするのかな…。

Kちゃんが帰ったあと、Mちゃんは楽典の問題集を解きながら「Kちゃん、もうト音記号書ける?」と聞きました。
早くもライバル心が芽生えたようです。
お互いに良い刺激を受けながら、ピアノの練習を頑張って欲しいです。

今日最後の生徒さんなは大人の生徒さんです。
病院にお勤めのSさんは、最近健康には特に気をつかっています。
コレステロール高め、血管のプラーグが気になるお年頃のSさんは、お食事も自らを制するような…まるで修行僧のようなお食事を摂っています。
スマホ保存しているご自身作のお食事の画像を以前見せて頂きましたが、お魚と野菜中心の体に優しいお食事でした。

Sさんは少し早めに教室にいらっしゃっいました。
リュックサックから何やら小さな袋を出すと「これ僕は食べられないので…」と言いました。
それは黒糖ドーナツでした。
職場の方から沖縄のお土産で頂いたそうです。
ここ数ヶ月「甘断ち」をしているSさんには、もはや毒のように見える、美味しそうな「黒糖ドーナツ」を有難く頂きました。

Sさんはピアノの椅子に座ると、急に「ここ、風邪の感じがします…。僕わかるんですよね。」
今日はたしかに風邪ひきの生徒さんが多く、寒いので空気の入れ替えもしないままレッスンを続けているので、風邪のウイルスが室内を漂っているに違いません。
そういえば、私も喉がイガイガしてきたような感じが…。
Sさんの言葉を裏付けるように、少し前から喉に違和感を感じていました。

慌てて教室の窓を開けて、空気の入れ替えをしました。
防音上の問題から、窓を閉めなければピアノは弾けないので(たとえ目の前を走る京王線の音のほうが大きくても…)、Sさんは、鍵盤の上でエアピアノ風に指を動かしています。
冷たい風が吹着込む窓を背に、Sさんがポツリとつぶやきました。

「調布の皆さんに、僕の演奏を聞かせようかな…」
Sさんは鍵盤を軽く押しました。

「えっ。逆宣伝になるから、やめて下さい。」

と、私がひどいことを言っても、Sさんにかるーく受け流して頂けるのは、Sさんとの長い師弟関係のなせる技なんでしょうね。

それにしても、風邪のウイルスが分かるSさんの特殊能力凄いですね。
窓を開けて空気の入れ替えをして、うがいをしたら喉がすっきりしました。

風邪は早い対処が肝心のようです。
皆さんも室内の換気と、手洗いうがいで、感染症の冬を元気に過しましょう!

黒糖ドーナツ

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10月6日(木)

夏が戻ってきたかのように、暑い日でした。
セミではなく、虫の声が聞こえてきて、かなりの違和感があります。

涼しくなったり、暑くなったりで体がついていかないのか、風邪気味の生徒さんが沢山いました。
10月といえば運動会シーズンでもあります。
天候不順に加えて、連日の練習で疲れが溜まっているのかもしれません。

そんな中、いつもニコニコ、、マイペースなY君は、とても元気そうでした。
なぜか今日は「です」「ます」を使いこなし(?)終始丁寧語で通しています。
そんな気分なのか、少し大人になったのか…。

楽典の問題を解いている彼に同級生のYちゃんのことを聞きました。
「Yちゃん、元気にしている?」

Yちゃんは少し前に体調を崩して、大学病院に入院していました。
今週はレッスンに来られましたが、午前中病院で検査があったので、少し疲れているように見えました。
いつも長い髪を一つにきちんとまとめて、すっきりした感じの彼女の髪が、珍しく乱れていました。
朝早くから混雑した電車に乗って、病院で待たされて…ニコニコ笑いながらYちゃんは話していましたが、私に心配をかけないようにしているようで、余計に心配になりました。

入院は今回で3回め…と言う彼女に、もう一生分の病気をしたから、お婆さんになるまでずっと元気でいられるんじゃない?と、Yちゃんに言うと「嫌な事は先にするみたいな?」と笑いながら答えました。
「そうそう、嫌いな物は先に食べちゃうとか!」
そんな会話をレッスンの時にしました。
検査の為に二日間学校を休んだYちゃんが、その後元気に学校に行っているのか気になっていました。

Y君は、私が突然音楽以外の質問をしたので少しとまどい、音符を書く手を止めて、「Yちゃん、また学校休んだよ。昨日の昨日…えっと、月曜日は学校に来てたよ。無理して来たのかな。」
と言い、言葉を続けました。
「先生がYちゃんの具合が良くないから静かにしなさい、って言うのに、みんな煩いんだよ。僕は静かにしているけど。」

マイペースで、あまり周りの人や状況に気を使わないタイプだったY君が、病気の友達にこんな優しい気持ちが持てるようになったのはとても嬉しいことですが、Yちゃんが心配です。
早くいつものしっかり者で、元気なYちゃんになって欲しいです。

ピアノを弾きながら咳が止まらない生徒さんがほんとうに多い日でした。
中学生のRちゃんもその一人で、お腹の調子も悪いとかで、教室に遅れてきました。
先週末学校に泊まる行事があって、その後家族と旅行で、京都に行ったそうです。
疲れがピークに達しているのかもしれませんね。

そんなRちゃんからお土産を頂きました。
大切に頂きたいと思います。

火曜日にアップ出来なかった、Sさんからの高野山のお土産も合わせて載せました。

京都の生八つ橋

京都のお土産生八つ橋

こちらは高野山のお土産

和歌山のお土産ゴマ豆腐

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10月3日(月)

早いもので、今年もあますところ三か月となりました。

9月は発表会の練習と体験レッスンとで、あっという間に過ぎていきました。
子供のころの方がゆっくり時が経っていたような気がします。
すでに老い先が短いのに、体感する時間まで短縮されたら…( ̄▽ ̄)|||

今日は二名の新入会の生徒さんの初レッスンがありました。
年長組のHちゃんはおとなしい感じの女の子です。
楽譜を読みながらピアノを弾くことに少々とまどっていましたが、私が宿題に出そうか迷っていた少々難しい曲を、「弾いてみる?」と聞くと小さく頷いて、音を注意深く読みながらゆっくり弾いていました。
きっと早く上手に弾けるようになりたいのでしょうね。

そして小学校2年生のR君。
すでに学校で音符は習っているので、音の名前や音符の種類は知っていました。
でも一つ一つ音を読んで楽器を演奏するのは初めてのようでした。
最初に音符の説明をしている時に「学校で習った。知ってる!」と言ってたR君ですが、実際にピアノを弾いてみて、楽譜通りに弾く難しさを理解したようです。
今日R君が弾いた曲はシドレの三つの音と四分音符、四分休符、二分音符だけでできていましたが、楽譜に書いてある一つの音には指使い、長さ、音の種類の三つの情報が記されています。
その三つを同時に理解して、ピアノの鍵盤から音として出す作業はなかなか難しいことです。

…ピアノを習うことは「設計図」を読めるようにすること、練習をすれば複雑な設計図が読めるようになって難しい曲が弾けるようになるんだよ…。
R君に楽譜は音楽の「設計図」だという話をしました。

そして作曲家の書いた設計図はただの音の羅列ではありません。
一音一音に作曲家の「血」の滲むような思い、魂がこもった作品です。
音や音価を正しく弾いただけでは、作品を表現できるものではありません。

先日今井顕先生の講座に参加しました。
その講座では、事前に宿題が出されていて、今回はバロックから古典派の作品で作曲家以外の人の手が入ってしまっている楽譜の、おかしな点を探してくることが宿題でした。
バッハ、ヘンデル、アンドレ、ツェルニーの小品を先生から渡されていて、講座でプロジェクターを使って宿題の答えの発表をしました。
編纂者の気持ちがこもった(作曲者が意図していない)スタッカート、こう弾くとお洒落じゃん!とか思ってつけたようなアウフタクトからのスラー…(古典派ではスラーの頭が少し強めに弾かれるのが望ましい(レオポルド・モーツァルト「バイオリン奏法」より)とされているので、アウフタクトからスラーが付くと弱拍が強拍になってしまう恐れが…)様々な問題が原典版以外の現代楽譜にはあるようです。

今日からピアノを始めたR君は「設計図」である楽譜の通り弾く難しさを体感しました。
でも「設計図」からして怪しいものがあるならば、本物を見抜く目を先生も養わなければなりませんね!

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